急いでいるときにかぎって信号が赤になるのはなぜ?: 〈あるある体験〉の心理学
- 東京書籍 (2006年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784487801459
作品紹介・あらすじ
カクテルパーティー効果、事後の認知バイアス、予言の自己実現、「世の中は公平だ」という信仰、戦略的自己提示、ステレオタイプ、認知的不協和、社会的怠惰、カメレオン効果、スポットライト効果、情動の誤解、内発的モチベーション、ジェンダーと噂話…、これらの心理学用語が、心理試験の具体例と平易な解説ですっきり理解できる。
感想・レビュー・書評
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150 petites experiences de psychologie pour mieux comprendre nos semblables -
http://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/80145/詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みやすい、分かりやすい。
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これまでの心理学の実験から、さまざまな人に係わる事象を心理学の観点から説明しています。小さい頃にいっしょに暮らした男女は、性的な魅力を感じないとか、偉くなると身長が高く見えるとか、いろいろおもしろいことが述べられていました。けっこう興味をもってよみました。そういえば、直子とキズキ(ノルウェーの森)がああいう関係だったのは、小さい頃からいっしょだったからなのかな・・・と思いました。
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気になる疑問が色々並んでいるので、自分が気になると思った項目だけ読んでみると中には面白いものもあるかも程度。
ただ、心理学って、ものによっては他にいくらでも当たり前に考えられる論理的理由付けが可能なことをいちいちなんとか現象って
名前をつけたりする部分もある不思議な分野なのではと思わされるような部分も多々。
個人的には、ここに紹介される多くの疑問は、私にとってあまり疑問に感じられなかったし、疑問に感じられる項目については、
明確な解明は書かれていなかった。
そんな感じの本でした。
もう少し、科学的分析に軸足の強い心理学の方がスキかな。 -
決めつけや思いこみを極力無くすように心がける。悪いことも気楽に受け流す器量が大切。