- Amazon.co.jp ・本 (510ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488012199
感想・レビュー・書評
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期限迫って急いで読んだ。勿体無い。
服部さん初めて。全部読みたい。
その流れでこれも読み直したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1888年、霧の街ロンドン。殺人鬼、切り裂きジャックを追う日本人留学生の物語。最後の50ページを過ぎても結末が予想できず、夢中で読んだ。
社交的で見目麗しく、明晰な頭脳を持つ同居人・鷹原に対して、しばしば引け目を感じていた柏木の内面の成長も面白く読めた。 -
じわじわと、いつの間にか卑猥でいかがわしげなロンドンに、しっかり引きこまれてしまった。
ほとんど実在の人間を取り扱っているだけあって、とにかく人間の書き込みが緻密です。
あくまで歴史に添うような客観的な人間観は、まるで再現劇を見ているような印象。 -
初、 服部 まゆみ作品。 『 切り裂きジャック 』 という言葉に反応してしまう私・・・。
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はー、長かった!やっと読み終わった。
謎解きそのものよりも、文章中から、あの世紀末のロンドンの雰囲気に浸れるのがよかった。
当時の日本の著名人の名前(森鴎外や北里柴三郎の留学時代とか)が、エッセンス程度ではあれちょこちょこ出てくるのも楽しい。
これはミステリでありながらも、主人公の柏木薫の成長譚でもある。
しかし、側にいる鷹原という友人(伯爵でありながら、スコットランド・ヤードに所属)が、ケタ違いの美青年で。
彼がものすごく柏木を気にかけるわ特別扱いするわで、なんか少し耽美…というか、ぶっちゃけBL(というよりニュアンス的にJUNEか)っぽい。
登場人物に同性愛者も出てくるので余計かな。 -
4未満かな?4でもいいが私が読みこなせてないので。留学生の日本人2人が世紀末ロンドンを震撼させる切り裂きジャックに挑む!留学モノは好きなので時代にどっぷり浸かれて面白かった。未見ですがラ・スペコラの人形見てみたいですねえ。時々思うが服部さんの登場人物はムダに美男。いえ、好きですけれども。
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これはめちゃくちゃおもしろい
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読み応え充分。大好きな一冊。
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ただのミステリーとは呼べず読み応えがある。日本人が主人公なだけで身近な話になるのが面白い。鷹原=榎木津、柏木=関口に最初見えた。笑。