幻視者のリアル (幻想ミステリの世界観) (キイ・ライブラリー)

著者 :
  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488015305

作品紹介・あらすじ

中井英夫、皆川博子-。"三大奇書"、"幻影城"、"異形コレクション"-。幻想ミステリに魅せられた著者の集大成的評論集。

感想・レビュー・書評

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  • 幻想ミステリ評論集。幻想ミステリというジャンルが大好きなので、ここで紹介されている書評の本はかなりの割合で読んでいました。が、どれもこれも読んだのがけっこう昔なので、あまり覚えていないものばかり……また読み返したくなってしまいます。「虚無への供物」と「匣の中の失楽」と一連の浦賀作品は特に!
    あとは、赤江瀑作品が最近ちょろっと読みかけてけっこう好みかも、と集め始めたところなので。また読みたいものが増えました。とりあえず「アニマルの謝肉祭」が気になる!

  • “幻想とミステリ”相反するようでいて、実は良い組み合わせだという事が解る一冊。
    『日常と幻想のグレーゾーン』が特に良かった。

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著者プロフィール

千街晶之(せんがい・あきゆき)
1970年、北海道生まれ。1995年、「終わらない伝言ゲーム――ゴシック・ミステリの系譜」で第2回創元推理評論賞を受賞。2004年、『水面の星座 水底の宝石』で第4回本格ミステリ大賞および第57回日本推理作家協会賞を受賞。著書に『怪奇幻想ミステリ150選』『幻視者のリアル』『原作と映像の交叉光線 映像ミステリの現在形』など、共著に『ニューウェイヴ・ミステリ読本』『本格ミステリ・フラッシュバック』『21世紀本格ミステリ映像大全』『書評七福神が選ぶ、絶対読み逃せない翻訳ミステリベスト2011-2020』など。

「2023年 『ミステリ映像の最前線 原作と映像の交叉光線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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