原作と映像の交叉光線 (ミステリ映像の現在形) (キイ・ライブラリー)

著者 :
  • 東京創元社
3.33
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488015398

作品紹介・あらすじ

本格ミステリ、コミックス、アニメなど、原作と映像が交叉するところに何がある? 『犬神家の一族』『告白』など、国内外の28作品からミステリの読みどころを探る、評論集。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 映像化されたミステリ作品のうち、原作と異なった内容になっているものを、原作と比べつつどのような意図があったのかを紐解くという内容。
    狙いは面白いんだけれど、最初の「犬神家の一族」以外はあまり目的が達成されていない感じ。
    後半は、あまりミステリっぽくない作品も出てくるので、企画倒れ感がそこはかとなく漂いますね。
    さらに、取り上げられている作品のネタバレが含まれるのは、この企画上しょうがないため、買って読もうと思っても、目次を確認して本当に買うか考えた方が良さそうです。

  • 参考文献があるにしても、著者の知識と分析力には脱帽です。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

千街晶之(せんがい・あきゆき)
1970年、北海道生まれ。1995年、「終わらない伝言ゲーム――ゴシック・ミステリの系譜」で第2回創元推理評論賞を受賞。2004年、『水面の星座 水底の宝石』で第4回本格ミステリ大賞および第57回日本推理作家協会賞を受賞。著書に『怪奇幻想ミステリ150選』『幻視者のリアル』『原作と映像の交叉光線 映像ミステリの現在形』など、共著に『ニューウェイヴ・ミステリ読本』『本格ミステリ・フラッシュバック』『21世紀本格ミステリ映像大全』『書評七福神が選ぶ、絶対読み逃せない翻訳ミステリベスト2011-2020』など。

「2023年 『ミステリ映像の最前線 原作と映像の交叉光線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

千街晶之の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×