蝦蟇倉市事件2 (ミステリ・フロンティア) (ミステリ・フロンティア 51)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488017620

感想・レビュー・書評

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  • 米澤穂信さんの太刀洗を読むためだけに

  • 海と山に囲まれた、風光明媚な街、蝦蟇倉。この街ではなぜか年間平均十五件もの不可能犯罪が起こるという。マンション、レストラン、港に神社、美術館。卒業間近の大学生、春休みを迎えた高校生、会食中の社会人、休日を過ごす教師。舞台も人も選ばずに、事件はいつでも起こっている―。様々な不可思議に包まれた街・蝦蟇倉へようこそ!今注目の作家たちが、全員で作り上げた架空の街を舞台に描く、超豪華競作アンソロジー第二弾。

  • 「ナイフを失われた思い出の中に」収録。
    【初版発売日】2010年02月24日
    【初版発行日】2010年02月25日
    COVER ILLUSTRATION:佐久間真人
    BOOK DESIGN:岩郷重力+WONDER WORKZ。

    【文庫判発売】2014年12月26日
    【文庫判初版】2014年12月26日 解説:福井健太
    (文庫判は、『蝦蟇倉市事件2』から
    『街角で謎が待っている がまくら市事件』に改題)
    カバーイラスト=田中寛崇
    カバーデザイン=西村弘美

  • さりげなく繋がりあるしそれぞれ読みごたえがあります。
    『さくら炎上』の理由にもびっくりしたし『観客席からの眺め』は悲しみが尾をひきました。
    『ナイフを失われた思い出の中に』は予想を二度三度と裏切るとこがさすがです。
    蝦蟇倉市濃いなぁ。

  • 不可能犯罪が名物(?)という蝦蟇倉市を舞台としたアンソロジー第2弾

    どの話も、個性的で面白かったし
    それぞれが微妙にリンクしてるのも楽しめました。
    でも1のほうが衝撃は大きかったかも・・・(笑)

  • 不可能犯罪多発の物騒な街、蝦蟇倉市を舞台にしたアンソロジー第二弾。

    桜坂洋「毒入りローストビーフ事件」の会話劇と秋月涼介「消えた左腕事件」がいかにも蝦蟇倉市らしい感じで面白かった。
    米澤穂信は太刀洗さん登場なので、あんまり蝦蟇倉感はなかったものの、読めて嬉しい。

    前作に引き続き、真知博士は大活躍。
    逃げてー!博士逃げてー!

    巻末の執筆陣コメントの北山猛邦が面白かった。蝦蟇倉市で生き抜くためのマニュアル。

  • 1巻の方が良かった。2はブラック要素が多めだし、実は犯人は・・・というパターンが続いて興ざめした。あと真知博士が出過ぎかな。

  • 一冊目がアレだったので、まとめて借りたけど
    読まないで返してしまおうかとすら思いました(笑)
    でも、読んでみて、まあよかったです。
    桜坂洋さんの「毒入りローストビーフ~」
    が良かったかなあ。
    犯人は…タイトル通りで良いのかな?
    秋月涼介さんのも読めた部類です。
    ちょっとオチが酷いかな、とは思ったけれど…
    米澤穂信さんは初読。描写がとても丁寧で
    「あ、良いかも…」と思いましたが、
    著者の他作品からの続編扱いと知って、
    ガッカリしました…
    他の方も書かれていますが、アンソロジーとしては
    若干アウトな件。

  • 越谷作品は良かった。他作品は残念でした。

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