魔使いの過ち 下 (創元ブックランド) (sogen bookland)
- 東京創元社 (2010年3月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488019747
作品紹介・あらすじ
ビル・アークライトは、沼や湖に囲まれた古い水車場に住んでいた。ぼくは半年のあいだここで、水の魔女や水にすむほかの魔物のことを学ぶのだ。アークライトの訓練は厳しかった。まず泳ぎをおぼえなければいけない。それから犬を使って魔女を追う訓練。なにもかも初めてのことばかりだ。ところが修行が始まったばかりだというのに、アークライトが魔王の娘で強力な水の魔女モーウィーナに殺されてしまった!どうしよう。わらにもすがる思いで、ぼくはアリスに教わった鏡を使うやり方で、彼女に連絡をとったのだが…。
感想・レビュー・書評
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ビル・アークライトは、沼や湖に囲まれた古い水車場に住んでいた。ぼくは半年のあいだここで、水の魔女や水にすむほかの魔物のことを学ぶのだ。アークライトの訓練は厳しかった。まず泳ぎをおぼえなければいけない。それから犬を使って魔女を追う訓練。なにもかも初めてのことばかりだ。ところが修行が始まったばかりだというのに、アークライトが魔王の娘で強力な水の魔女モーウィーナに殺されてしまった!どうしよう。わらにもすがる思いで、ぼくはアリスに教わった鏡を使うやり方で、彼女に連絡をとったのだが…。
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下巻です。気になってすぐ下巻を読みだしてしまった夜中の1時…眠かったです。
グリマルキンさん(魔女の魔女殺しさん)が登場しましたよぉぉ!なんかすごく大活躍!トムと師匠が完全にヘタレに見えてきました。アリスも強い!
2012/00/00 -
アークライトが殺された!
と、思ったら生きてた!
モーウィーナ怖い。
グリマルキンかっこいいなー -
魔王が復活した為、魔使いの弟子であるトムは魔使いのかつての弟子のアークライトの元に修行に行くことになり。そこで魔王の娘のモーウィーナと対決することになる。
無事魔王の娘モーウィナを退ける。しかし、それは魔使いとの師弟関係の微妙な変化、そしてアリスとの別れをも意味していた。
魔使いもアリスも、トムの良い友人であり理解者であるのに、魔使いとアリスは決して相容れない存在であるのがなかなか歯痒い。
そのアリスは今まで光と闇の間で揺れ動いてきたが、「魔王の娘である」と言われたことで自分を闇であると認めてしまったのであろうか?次巻が待ち遠しい。 -
トムはアリスと一緒に生きて行く事が出来ないと解り
分かれる事となる -
7番目の息子の7番目の息子・トムの魔使い修行第5弾(の下巻)。
アリスの出自が衝撃的です!!!
次はお母さんに会いに行くのかな?最後に手紙が来てたけど・・・
魔使いの「過ち」って結局何だったんですかね? -
読了:2010/06/10 図書館
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タイトルが意味深。過ちとはどのことなのか。
私は本書最後のグレゴリーの決断かなぁと思うけど、これは次巻を待たないと。
アークライトは何だか好きです。次も出てくればいい。グリマルキンも。
最後はトムとアリスが幸せになればいいと思うけど、引き裂かれちゃうんだろうか。 -
過ち」
人はその人生で「過ち」を何度も犯してしまう・・
「過ち」を犯さない完璧な人間など存在しない
アークライトは、酒におぼれ・・両親が忘れられなくて・・
トムもアリスも師匠のグレゴリーも・・
良かれと思って行動しても、正しい選択かどうかはわからない
そして、最後に下した判断が、・・・
「過ち」でなければいいのですが
不吉な予感
トムとアリスは果たしてどのような運命に流されていくのか
トムの出生の秘密は?
お母さんがどうしても会って伝えないといけないこととは
次回作に期待しましょう