ボールパークの魔法

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 40
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488027094

作品紹介・あらすじ

ニューヨークでとくに目的意識もないまま、留学と称した無気力な生活を送っている恭平と篤郎のもとを、意外な人物が訪ねてきた。メッツの日本人選手、進藤だ。シーズン中の今、ローテーションピッチャーの進藤が、いったいなぜ?チームメイトにかけられた窃盗の疑いを晴らすために、アルバイトのクラブハウスボーイ(通称:クラビー)として潜入してほしい-。さっそく翌日から働きはじめた二人だが、大量のユニホームの洗濯と料理の準備に追われている間にまたもや事件が…。ニューヨーク、そしてメジャーリーグを舞台に奮闘する若者たちの姿を、キュートな筆致で描く連作短編集。

感想・レビュー・書評

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  • なかなか良い野球物。裏側ってこんななのね。

  • 表紙と同じく、内容もライトな感じのミステリー。本城さんお得意の野球分野で大リーグの内側が感じられるような内容で面白かったです。

  • この作家の野球ものにはハズレはないと思う。特に2話の松坂、もとい松?の話は秀逸。なるほど・・。1塁か。

  • 短編×4。テンポは良いが、段々もりさがる。

  • 4/15完了

    クラビーを通してMLBの舞台裏を垣間見れたようでおもしろかった
    実際はここまでさまざまな事件や複雑な人間関係はないとは思うが…

  • もっと野球要素とアメリカっぽさがあってもよかったかな、と思ったけど読みやすくて面白かった。ただ表紙がちょっと恥ずかしい。
    この作者の違う作品も読みたくなりました。

  • 面白かった。主人公2人がナイス!

  • こうゆう短編集イイッスね。

    野球といえば本城雅人ですが、ちょっとミステリーがいいです。

    そんなに深くない話しですが軽く読めます。

  • 野球ミステリーというより、野球小説でちょこっとミステリー風味でしたが、なかなか良かった。
    人との物語や感情などを楽しむのもいいですね。

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著者プロフィール

1965年、神奈川県生まれ。明治学院大学卒業。産経新聞社入社後、スポーツ紙記者として活躍。2009年『ノーバディノウズ』が松本清張賞候補となりデビュー。2017年『ミッドナイト・ジャーナル』で吉川英治文学新人賞を受賞。2018年『傍流の記者』で直木三十五賞候補。著書に『四十過ぎたら出世が仕事』(祥伝社刊)『友を待つ』(祥伝社文庫)など多数。

「2023年 『あかり野牧場』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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