鞄図書館3

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 179
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488027698

作品紹介・あらすじ

無限の世界を秘めた喋る鞄と、トレンチコートに身を包み、寡黙に仕事に打ち込む司書、そんな二人でつくる〈鞄図書館〉。貸出期間は一年間だ。今回旅するのは、海に建つ村に髑髏島……?! 二人が世界を巡り、出会った人たちと繰り広げる温かな交流を描く、大好評シリーズ第3巻。

感想・レビュー・書評

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  • どの話もとても良かった!私はリアルな図書館司書の話が一番好きかな。

  • コングのエピソードは私にはレベルが高くてよくわからなかった。
    他はほんのり心温まる話ばかり。
    鞄が日本びいきなのがいい。箱図書館の性格もいい。こんな友達が私も欲しい。

  • 本から全く離れてしまった集落への訪問。人から人へと渡ってしまった貸し出し本を巡る旅、そこまで人々を惹きつけた、星を継ぐ者、に興味が湧く。九龍城砦をモデルにしたと思える場所への訪問。誇りをもって村の小さな図書館を運営する司書が、村人を本好きにし、はたからみると滑稽な事件に巻き込まれる一幕。そして愁眉は、父から子へ、三代に受け継がれた、自宅庭に据えられたちいさなちいさな私設図書館、そこから産み出されるエピソード、かな。本をめぐって語り合うことの楽しさを改めて感じさせてくれる。

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著者プロフィール

漫画家。代表作に『金魚屋古書店』、『デカガール』(原作:長崎尚志)、『うさぎ探偵物語』(原作:長崎尚志)、『アブラカダブラ 猟奇犯罪特捜室』(原作:リチャード・ウー)など。『アブラカダブラ 猟奇犯罪特捜室』にて第1回さいとう・たかを賞を受賞。

「2023年 『民俗学者 赤坂弥一郎の事件簿(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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