- Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488027766
感想・レビュー・書評
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自然には現れないはずの目の覚めるような青い薔薇。交配によって出来上がったとする牧師と遺伝子操作により科学的に作り出したという教授との二種の青いバラが前後して発表されたことから始まる「ブルーローズ」パートと虐待から逃れ遺伝子研究をする一家に保護されたエリックの「プロトタイプ」パートが交互に語られ、読み応えは前作同様です。青薔薇のいかにもな説明から二つのストーリーの関わり、殺人に密室、72号…この世界を堪能しました。力技は良しとして、私的に残念なのは、動機に納得いかないこととマリアと漣が好きになれないこと…。
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前作より好き。
トリックがわかりそうなのにわからない。
ありきたりではないトリック、楽しめました。 -
安定感ある面白さ。
面白いんだけどなぜか毎回途中で長期積んじゃう。
空にはジェリーフィッシュが浮かんでて、青いバラが実在するこの世界は私の知る世界とはどこかズレていて、それでもいつか同じものを目にできるかもしれないリアリティを感じさせる。 -
ジェリーフィッシュに続き、研究者と研究成果が事件のカギ。国籍不明(とはいえ想像はできる)のSF世界で、アルビノの母娘や閉じ込められた怪物、バラの蔦に囲まれた密室、切断された死体に加え青い薔薇!捜査側もこれに負けないキャラで楽しかった。ミスリードを誘ってるのはわかるけど、予想を上回った。次の作品が待ち遠しい作家さんの一人。
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続きを見つけたので借りました。登場人物を覚えていました。
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この人の作品の突然視界が開ける感じが好き。
ストーリーは前回の方が好みだったな
2018.5.8