シャーロック・ホームズの最後のあいさつ (創元推理文庫 101-4)

  • 東京創元社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488101046

感想・レビュー・書評

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  • 表紙
    1908年から1917年にかけて断続的に発表された七編に、『回想のシャーロック・ホームズ』に漏れた一編を加えた第四集。
    切り取った耳が送られてくる不気味な発端の「ボール箱」、マイクロフトの要請で国家的機密書類盗難の怪事件に立ち向かう「ブルース=パーティントン設計書」、そして「シャーロック・ホームズの閉幕詞」と題された「最後のあいさつ」等、ホームズ譚の粋を集める。

    見開き
    ここに名探偵ホームズは、全世界緒読者にむかって最後のあいさつをおくることになった。
    ドイル晩年の第四短編集で、1908年から1917年へかけて発表された全編を収録する。
    怪奇小説的な展開を示す「藤荘」
    希代の悪党を向こうにまわしてホームズが秘策をねる「フランシス・カーファクス姫」
    下宿人の不審な挙動から真相に到達する「赤輪党」
    恐怖の一夜の怪をさぐる「悪魔の足」等、ホームズにはじまり、ホームズにつきるとまで絶賛される本格的短編の粋!

  • 瀕死の探偵がいいですね。この話だけは、覚えていました。

  • 「最後のあいさつ」の切なさは異常。
    ワトスニアンとしては「ブルース=パーティントン設計書」「瀕死の探偵」「悪魔の足」でのワトスンが見物かと。

  • ▼未読/購入済
    ▼随時更新

    シリーズで未読のもの、すべて読んでから読みたいと思っているので
    購入済ですがまだ未読です。

  • 『藤荘』

    『ボール箱』

    『赤輪党』

    『ブルース=パディントン設計書』

    『瀕死の探偵』

    『フランシス・カーファックス姫の失踪』

    『悪魔の足』

    『最後のあいさつ』

     2009年10月31日読了

  • 090227(n 090404)

  • 「瀕死の探偵」が入っている巻。様々な出版社から翻訳されたものが出ているが、創元社の表紙はなかなかデザイン良かったので、ここで買い揃えた。<br>
    ホームズものの内容に関する説明は今更なので省くとして、あらためて読み返すとホームズは実に淡々と描写が続く読み物であった。それでも読者が想像を膨らませ、そこにワトソンとのやり取りや二人の友情を感じていくのだろう。

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著者プロフィール

アーサー・コナン・ドイル(1859—1930)
イギリスの作家、医師、政治活動家。
推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。
「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。

「2024年 『コナン・ドイル⑥緋色の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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