シャーロック・ホームズの最後のあいさつ (創元推理文庫 101-4)

  • 東京創元社 (1960年11月18日発売)
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感想 : 8

表紙
1908年から1917年にかけて断続的に発表された七編に、『回想のシャーロック・ホームズ』に漏れた一編を加えた第四集。
切り取った耳が送られてくる不気味な発端の「ボール箱」、マイクロフトの要請で国家的機密書類盗難の怪事件に立ち向かう「ブルース=パーティントン設計書」、そして「シャーロック・ホームズの閉幕詞」と題された「最後のあいさつ」等、ホームズ譚の粋を集める。

見開き
ここに名探偵ホームズは、全世界緒読者にむかって最後のあいさつをおくることになった。
ドイル晩年の第四短編集で、1908年から1917年へかけて発表された全編を収録する。
怪奇小説的な展開を示す「藤荘」
希代の悪党を向こうにまわしてホームズが秘策をねる「フランシス・カーファクス姫」
下宿人の不審な挙動から真相に到達する「赤輪党」
恐怖の一夜の怪をさぐる「悪魔の足」等、ホームズにはじまり、ホームズにつきるとまで絶賛される本格的短編の粋!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ホームズ
感想投稿日 : 2023年12月14日
読了日 : 2023年12月14日
本棚登録日 : 2022年2月27日

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