- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488196059
作品紹介・あらすじ
人骨騒ぎにケリをつけ、当初の計画どおり静かに暮らそうとした秘密工作員フォーチュンの決意を、一本の電話が打ち砕く。ハリウッドに行ったミスコン女王パンジーが町に戻ってきたのだ。元ミスコン女王という偽の経歴のせいで敵視されたフォーチュンは、町民の前でパンジーと大衝突をしてしまう。その翌日、パンジーが殺され、容疑者筆頭になったフォーチュンと婦人会コンビは、疑いを晴らすため動きだし……再び大騒動を巻き起こす!
感想・レビュー・書評
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〈ワニ町シリーズ〉第ニ作『ミスコン女王が殺された』
洋画コメディ映画を観ているように、思わずクスッと笑いが出てしまう、元気で明るい軽快なミステリー
今回も楽しませてもらいました(*'▽'*)
口論した相手が殺された事により、殺人の濡れ衣がかかってしまった超凄腕C I Aスパイのフォーチュン
そこに付随するのは、何としても真犯人を自分達で突き止めようと暴れまくる絶好調な2人のおばあちゃんズ
3人は真犯人を突き止める事が出来るのでしょうか。。。
相変わらずユーモアのある掛け合いと、滅茶苦茶で何をしでかすかわからない、最強・度胸・破壊・混乱という言葉がピッタリな3人!
今回は少し進展がありました
フォーチュン自身は認めたくないのですが、ここシンフルがちょっと気に入り出して来ます
クビに賞金を賭けられ、偽名を使ってルイジアナくんだりまで来てようやく、友達と呼ぶに値する人達に会えたからです
そして、恋に疎いフォーチュンですが、イケメンセクシー保安官助手のカーターとも一歩前進の様です♡
今後が楽しみです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
CIAの秘密工作員フォーチュンと〈シンフル・レディース・ソサイエティ〉のとんでもおばあちゃんアイダ・ベルとカーティの三人組のドタバタ劇第二弾
アメリカアメリカしたくどいコメディも慣れてくるとそんなんもありかな?と思えてくるし、三人のキャラクターも深みが増して、魅力もマシマシ
特にアイダ・ベルとカーティのやり取りが楽しいし、シンフルに住む他の住民たちも知れば知るほど好きになっちゃう
たまらん!
保安官助手の好人物カーターとの恋の行方も気になるなーるで続けて読みたいシリーズになってきたぞい!!
そして300ページちょっとの小柄なボディに色々詰まっているところはやっぱり主人公フォーチュンそのもの
手軽に読めてちゃんとミステリーでちゃんとドタバタ
新大阪までの出張にぴったりの一冊です!(新大阪まで出張行ったことないから知らんけど)-
2022/12/28
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2022/12/28
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コメントまで再現してくれなくてもいーんやで(^_^)
いろいろと忙しいそうだからね。
おとーちゃん、メガネ頭の上やないの。
いややわ、ほ...コメントまで再現してくれなくてもいーんやで(^_^)
いろいろと忙しいそうだからね。
おとーちゃん、メガネ頭の上やないの。
いややわ、ほんま(笑)2022/12/28
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2013年 原題”Lethal Bayou Beauty”
フォーチュン&アイダ・ベル、ガーティの活躍劇第二弾。この町に来てまだわずか1週間で、またまた事件に巻き込まれてしまうフォーチュン。警察を上回る機敏な行動力の女性陣のタッグが頼もしくて何とも痛快です! -
「ワニ町」シリーズ2作目。
女スパイが田舎町に潜伏しての、痛快ユーモア・ミステリ。
CIAの工作員フォーチュンは、命を狙われて、南部の小さな町シンフルに隠れ住むことに。
1作目が解決した翌朝から始まるという、人を食った展開!
コージー・ミステリでは、普通の町に住む普通の人のはずが身近でやたら殺人事件多いというのはよくあるんだけど、ふつう3か月ぐらいは間を開けます(笑)
ミスコン女王を総なめにしていた若い女性パンジーが帰郷。
フォーチュンはたまたま、ミスコンテストで優勝経験ありという経歴にしていたため、ライバル視されてしまう。本当は柄じゃないのにね~。
大げんかになった後、事件が起こり?!
婦人会を仕切る凄腕アイダ-ベルとおっとりしたガーティのおばあちゃんコンビの頼もしいこと、可笑しいこと。
保安官助手のカーターとは、ロマンスの兆し?
遅いような気がしたけど、いやまだ数日なんだった~(笑)
スパイとしては有能だったはずのフォーチュンが調子狂いがちで、常識を知らないところも笑えたり。
田舎町にちょっと馴染んでくるあたり、ほろりとします。
今はコロナで大変な時期、明るい気分になれる作品はいつにもまして貴重!
なので~病気と闘う話よりも、こちらを先に☆ -
絶対にはまると請負ます。ただ女性限りかな。笑う笑う、そしてミステリーとちっさいラブロマンス。読んでいる最中に映像化を考えてる。
皆んな読んで、ストレス解消して、そして笑って!と言いたい。 -
#読書記録
#ミスコン女王が殺された
前作の事件解決翌日からスタート。アンディ・ベルやガーティの正体もわかったところでドタバタコメディはさらにスピードアップするよ。フォーチュンとカーターの関係にも発展の兆しが見えて、次作が楽しみ。
#ワニ町シリーズ
#読書好きな人と繋がりたい
#読了 -
今回は前作からの引き続きで登場人物のネタバレはそのままに、ユーモアあふれる展開に笑わされた。
ロイヤルをテーマに、ヒロインがやらかしたシーンでほんまに笑った!最高。
年季の入ったおばあちゃんコンビの豪傑ぶりにも、ヒロインの強さの中にある繊細な少女のようなところもツボを刺激する。
今回は特にアリーに好感が上がりまくったし、カーターとの恋愛にも今後を予想させる雰囲気で楽しかった! -
任務で暴れすぎて、命を狙われるようになったCIA工作員フォーチュンが
熱りが覚めるまでの潜伏場所として配置されたのが、川辺で湿気の多いバイユー
そこで、謎のばあちゃんギャング達に絡まれつつドタバタと事件を解決する
「ワニの町に来たスパイ」の続編
なんと町に来て、まだ5日しか経ってない!!(前作の翌日なのもすごい)
残酷なわけでも無いがシリアスな要素もあり、甘ったるいコージーほどでも無い。(読んだことはアレど、定義が曖昧)中途半端だが
解説にもある通りよいバランス。
さほど期待してなかったのだけど、CIA工作員としてしか人生を歩んでこなかった主人公(説得するより暗殺する方が得意そう…)が、一般市民との常識のズレでやらかしたりと笑わせつつ、過去の父親との関係など暗い面も覗かせる。など要素の表と裏を使い分けて展開するのが面白い。
ババア達は淡々と事件解決に向けて
推理し行動して、歳のせいでヘマをする。
独特のリズムで「この感じ」を読ませてくれるシリーズ。既に何作も続編があり。次作も翻訳されているようなので読む予定。 -
街にも人にもエンジンかかった感じ。
1巻では世のレビューほど笑いどころもなく期待はずれ感があった。長々とヤダヤダを聞かされこの人ホントにCIAなの?て感じで。ヤダヤダ言う割におばちゃんに振り回されてるだけだし、これはコージーともドメスティックとも違うジャンルだわーとか思ってました。(ステファニープラムのやつみたいな。わちゃわちゃっとした感じの)
なんですが!2巻、いきなり面白い。
すごい笑ったし、途中で怪しさ満載の人が出てくるも最後までその人なのかその他に挙ってる人なのかをわさわさわさっと出したり引いたりで、なんとなくもう犯人は分かっちゃうものの、新たな地へ調査に行ったり笑いが追加されたりと犯人探しだけじゃない面白さがあって読んでて楽しかったです。
シリーズものはこうして段々街の図(え)が頭の中で出来上がる楽しさがあるところが好きです。
3巻も2巻ほどの面白さを期待します。