- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488403058
感想・レビュー・書評
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熱海で殺人事件発生
警察の捜査で関係者たちにはアリバイがあった
そして鬼貫警部が登場し・・・
動機、アリバイ崩しなど中盤からの展開は
鬼貫みごと!という感じでした詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夢中になりすぎて電車で読んでたら乗り過ごしてしまった。
展開がドラマチックでよい。 -
1959年発表
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時刻表のトリックが思いの外あっさりしていたが、先の時計の方はなかなか。もっと短い話にまとめた方がいいネタな気がした。(登場人物がやけに多いし)
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アリバイ崩しが二つ!
盛りだくさんで読み応えがあります。
題名もかっこよくて悲しいのがまたいい。 -
鮎川作品は地味だ。本作はその中でもとりわけ地味な印象を持った。しかし、緩やかな小川が激流に変化する様は見事だと思った。鬼貫が、ある「きっかけ」から難攻不落のアリバイを崩していくシーンは、美しいとさえ思ってしまう。無駄がない。全くない。読後、「なんという緻密さだ」と毎回感心するのは鮎川作品だけかもしれない。