ホペイロの憂鬱 JFL篇 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488411114

作品紹介・あらすじ

僕がホペイロ(roupeiro:ポルトガル語で用具係のこと)を務めるJFL所属のビッグカイト相模原は、成績不振なうえ、奇妙な出来事がわんさか起こる。その度に、クラブのみんなは雑用に追われる僕に、謎解きを押し付けてくる。選手のスパイク管理が本職なのに。J2昇格を目指すサッカークラブを舞台に、ホペイロの奮闘を描く、ほのぼの連作ミステリ。「ホペイロ坂上の事件簿」開幕。

感想・レビュー・書評

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  • Jリーグの1個下のリーグ、JFLのサッカーチームの用具係が主人公の、ゆるい「日常の謎」系ミステリ。JリーグやJFLといった「日本のプロサッカー」に、その背景も含めて興味有る人とかにオススメです!

  • 人の死なない謎解き。
    とくにあとがきの解説がよかった。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99287750

  • 人が死なないミステリーで検索したら出てきて購入。
    のほほんとゆるーく進んでいきます。サッカーの知識なくても読めます。
    ちょっとだらだら間がありすぎて再読は無いかな。たぶん。
    でもおもろいよ。

  • マターリ話が進む。おもしろかった。
    作者のサッカー愛がところどころにじみ出ているのがよい。

  • 面白かった。軽く読める。

    地元が舞台なのでなんかいい。

  • 日常系ミステリ。ほのぼのして良いのだけど、ミステリがちょっとしょぼい。
    登場人物はほぼほぼ限られている割にキャラがあまり立っていないのが残念。

    文庫版購入済だったが、kindle Prime Readingで読了

  • J2の下、JFLのチームでホペイロ(道具係=スパイクを管理する人)として働く青年が主人公。
    ホペイロとは名ばかりで実際は雑用係。個性的な同僚や選手に囲まれて厄介ごとを引き受ける羽目になる、という話。
    全体的にほのぼの系。舞台はサッカーチームだが、サッカーの描写はほとんどなく試合の緊迫感とかそういったものとは無縁。
    ただ、サッカーチームにホペイロという人がいて、どんな仕事をしているのかということが大まかにわかったので、もう少しプロフェッショナルとしてのホペイロを知りたかった。

  • JFLのチームでホペイロ(靴担当)が巻き込まれる
    チーム内外での様々な事件を描いている。

    ほのぼのとした事件と登場人物たち。
    今後はどうなっていくのかが楽しみです。

  • ホペイロ&JFLっていう設定で引きが十分でした(^^)
    平坦でまるい(とんがってるところがない)ので読みやすいです・・・が、個人的にはでもなにか物足りなくて、今一つ乗りきれないまま読み終えちゃった感じでしたね。

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著者プロフィール

1959年、神奈川県を経て、放送作家となる。99年「T.R.Y.」で第19回横溝正史賞正賞を受賞。著書に「C.H.E.」「キャピタル ダンス」「リスク」など。

「2017年 『ポーツマスの贋作 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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