妖怪の子預かります (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 630
感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488565022

感想・レビュー・書評

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  • 子供と一緒にアニメ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」を見ていて、図書館で同じこの作者のこの作品に出会いました。児童書コーナーで見かけたので、最初は児童書版をチラチラ読んでいたのですが、しっかり、ガッツリ読みたくて、今は文庫の方で読んでます。

    妖怪の子預かり屋には、いろいろな子供の妖怪が預けられます。子預かり屋の戸が叩かれるたび、次はどんな妖怪かなとワクワクします。
    最後の方で明かされる弥助と千弥の過去についてのところは、面白くて一気に読んでしまいました。

  • 「銭天堂」の作者の大人向けというか、子供向けレーベルではない小説。
    創元推理文庫だけれど、さらっと読めた。
    今の創元推理文庫はこんなのもあるのか…。

    子妖怪たちがかわいい。

    最後の方に真相がどんどん分かって怒涛の展開になるので、読む手が止まらなかった。

    千弥のこと、あとがきのふりがなを読むまで「ちや」、と読んでいた…。
    「せんにい」とは読んでたけど。
    千弥と月夜公の過去の因縁話も読んでみたい。

  • わからない(古い言葉)単語は出てくるけれど、全然楽しめました。話もストーリー立てて順番に進んでいくので、めちゃくちゃ読みやすかった。妖怪の話好きなら楽しいですね。ただ、最後のギリギリで結構情報みっちり載せましたみたいな感じの終わり方かな。
    ちょっと読んだらすぐに続きが読みたくなる本でした。

  • 何、これーーー。
    ずっと読まないでいて損したってぐらい面白い!
    千弥ってば、某シリーズの兄やみたいw
    弥助にあまあますぎて。
    大事すぎてやることが極端になってるよ。
    そんな千弥以外には口をきかない弥助。
    千弥が大好きで、何かとちょっかいをだしてくる大家の息子久蔵にやきもちやいちゃうのが可愛い。
    そんな弥助がやらかしちゃって妖怪の子供を預かる仕事を命じられてしまう。
    で、やってくる妖怪もその子もとんでもだから弥助ってば大変w
    千弥やお手伝いにやってきた玉雪がいなかったらどうなっていたことか。
    終盤、弥助の過去はあまりにも過酷だった。そりゃ、トラウマになるよね。。。
    でも、千弥に会えてよかった。
    さて、シリーズ続巻、急いで入手しなくっちゃ。

  • 妖怪の子供達と人間の子の愉快な物語。
    目の見えないあんま千弥とその養い子弥助の不思議な物語。弥助がうぶめという妖怪の巣を壊したことから始まる妖怪の子供との出会いをユーモラスに描いている。
    妖怪も恐ろしいというよりは面白く描かれている。
    最後は弥助の生い立ちが明らかになり、話が全て繋がっていく。
    弥助の成長する姿が微笑ましく、次に出てくる妖怪はなんだろうと思わせる展開も楽しかった。

  • 夏目友人帳みたいなもん。

  • 子供向きの内容ではありますが、肩がこらないストーリーで、通勤電車で読むのにピッタリです

  • 娘の本棚からお借りした一冊。「うばめ」とか日本古来の妖怪が登場するので、ついつい調べてしまいます。明るくほんわかしたストーリーに心を温められつつも、民俗学的な興味もそそられて、なんといっても娘と共通の話題を提供してくれるのがうれしいです。二巻も本棚で発見済みです。

  • おともだちに勧められて読んでみたよ〜
    かわいいよおおおお。
    続きも読も読も。

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』、『おっちょこ魔女先生』、『盗角妖伝』、「怪奇漢方桃印」シリーズ、「秘密に満ちた魔石館」シリーズ、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

「2023年 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂1・2・3(3冊セット)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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