妖怪の子預かります (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488565022

作品紹介・あらすじ

弥助は12歳。養い親である千弥と共に貧乏ながらも平和に暮らしていたが、ある夜、いきなりさらわれ、妖怪奉行所につれていかれる。前夜悪夢を見た弥助が鬱憤晴らしに割ってしまった石が、子預かり妖怪うぶめの住まいだったというのだ。妖怪の御奉行に、「罰として、うぶめに代わって妖怪子預かり屋になれ」と命ぜられる弥助。それからというもの、次々とやってくる子妖怪に振り回されるが……。心温まるお江戸妖怪ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 児童書版を読んでからの原作も読みました。
    削除されていた描写を新たに楽しんだ感じ。
    一回家出していたんだねえ。。。まあ、むりだよねぇ笑

  • 十年屋を読んでからこちらに。
    やっぱり十年屋は子供用なのね。文章がこちらの方が普通に読めた。
    内容は妖怪がたくさん出てきて楽しい。江戸時代だけど、変に時代設定がなかったので、逆に良かった。

  • 何気なく読んだが意外に面白かった。
    しかし、正体に関しては割と想像通りだったわ。

  • 「弥助は12歳。養い親である千弥と共に貧乏ながらも平和に暮らしていたが、ある夜、いきなりさらわれ、妖怪奉行所につれていかれる。前夜悪夢を見た弥助が鬱憤晴らしに割ってしまった石が、子預かり妖怪うぶめの住まいだったというのだ。妖怪の御奉行に、「罰として、うぶめに代わって妖怪子預かり屋になれ」と命ぜられる弥助。それからというもの、次々とやってくる子妖怪に振り回されるが……。心温まるお江戸妖怪ファンタジー。」

  • ようやくシリーズ最初の本を読むことができました。やっぱり感動!

  • 児童文学らしく読みやすい流れでした
    当たり前に妖を受け入れられるようになっている世界観が子供の情緒を育みそう

    話す事が苦手な弥助が無理なく自然に成長していく様子を見守りたい気持ちになりました

  • 『ふしぎ(時代小説傑作選)』に収録されていて気になった物語、そのシリーズの1作目を読む
    可愛いの、おそろしいのと色々な妖怪が出てきて面白い
    弥助の過去を思うととても悲しくつらい…その後、良き出会いに恵まれてよかった
    千弥のこれまでも続編でわかるかな?楽しみ
    久蔵さんが根なし草の遊び人だけれど面倒見よくいい人で好き(髪の毛の件はかわいそう…笑)

  • なんだか可愛くてさっぱりした妖怪たちに出会いたくなる。江戸の雰囲気もたまらない。

    人間から妖怪になった付喪神仲人屋の十郎の
    「同じ出来事が起こっても、受け止められる人間もいれば、耐えきれず壊れてしまう人間もいる。壊れるくらいなら、逃げてしまった方がいい。逃げて逃げて、またどこかで立て直せばいい。」
    この言葉がとても印象に残った。

  • 児童書を読んで大人版があると知って読み直した。
    次から次へと妖怪がレベルアップしていくんだろうなあ、今後。ワンピースのように。
    1に関しては面白かったけど、ちょっとイージーな感じもする。

  • かわいいお話でした

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』、『おっちょこ魔女先生』、『盗角妖伝』、「怪奇漢方桃印」シリーズ、「秘密に満ちた魔石館」シリーズ、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

「2023年 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂1・2・3(3冊セット)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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