タイム・マシン (創元SF文庫―ウェルズSF傑作集) (創元SF文庫 ウ 2-2 ウェルズSF傑作集 1)

  • 東京創元社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488607050

感想・レビュー・書評

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  • 中編「タイム・マシン」+短編集。正直なところ、表題作の「タイム・マシン」はディストピア感というか、ポストアポカリプス感が強くて馴染めなかった。一方、「奇跡をおこせる男」はオチが最高に面白かった。もしこの本を読む機会があれば、これだけは読んでもらいたいです。

  • 全体的に思ってたのとちょっと違った…。

  • 優雅で無能な地上人と、暗い地下で労働に従事する食人鬼に人類が分化した八十万年後の世界。
    この作品がなかったら「ディストピアを通した文明批判」というSFのテンプレは生まれなかったのかもしれない。
    この革新性はすごい。

  • もし、生まれて初めて読むタイムマシンものがこれだったら。

  • 表題作には大いに物足りない。文明批評的側面のみ評価されるんだろう。ま、タイムパラドックスなんて概念はまだなかったのかな。ただ併録の「奇跡を起こす男」は秀逸な短編だった。

  •  失っても二度と戻らぬ時間。それを科学の進歩で取り戻すことが出来たなら…そんな思いから生まれたのではないかと考えてしまう。それはきっと、誰しもが持つ希望なのだろう。
     
     タイムマシンという定義を作り出した記念すべき作品。その後あたまに現れるSF作品を楽しむためにも、是非一読すべきかと。
     まだ、時間を旅することのパラドクスそのものも思いつかない黎明期。素直な気持ちで楽しんでください。

  • やはりちょと古い感じはするが、おもしろい。
    「タイムマシン」とかはもうちょと読んでいたいと思わせる。

  • 先に映画を見てしまい、がっかりした後に原作を読んだのだけど、なぜ映画化されたのか不思議。もちろん本で読むほうをオススメ。
    それにしてもよくあんなにも遥か未来に行くことを思いついたなぁ。地球が存在するかどうかすらわからないのに。突然宇宙空間に放り出されたらどうするつもりだったんだろう?

  • 高校の頃に友人に強く薦められて読んだ本ですが、本当にすっかり魅了されてしまいました。
    タイムマシンの原点と言われるお話。
    こう言う事を一番始めに思いつく人の頭の中と言うのは、いったいどうして出来てるんでしょうか?
    スゴイの一言です。

  •  映画版は映画版で面白いけど、やっぱり原作の方が好きだなあ。

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