ギルガードの狼 下 (創元推理文庫 690-22 ダーコーヴァ年代記)
- 東京創元社 (1988年9月1日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488690229
作品紹介・あらすじ
アストゥリアス王国の危機に、放浪生活から呼び戻されたバード。人々は彼を英雄と讃え、"キルガードの狼"と呼んだ。折しもハスター家は百王国を統一せんと動き始めていた。この脅威を前に、バードと実父ラファエルは、ダーコーヴァを手中に収めるべく画策し始める。そしてを提唱するヴァージルの来訪。果たしてバードは百王国の覇者となるか?
感想・レビュー・書評
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2006年12月31日読了。ダーコーヴァ年代記。最後まで読むと癒しの物語なんだと気づく。主人公のバードが上巻を読んだ時点ではただの「嫌なやつ」だったのが、下巻になると彼が強さや傲慢さが、劣等感や弱さの裏返しだった事がわかり、妙に感情移入してしまいました。そしてダーコーヴァの歴史上非常に重要な人物であるヴァージルがいかにして「盟約」を成し遂げていったかがわかります。これを読んでしまうと、邦訳されていないヴァージル主役のお話が読みたくて読みたくて仕方ない・・・
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