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- Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488703042
感想・レビュー・書評
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1巻がワイルド・カードの歴史と世界の説明だったのに対して、2巻からは主人公たちが活躍する物語となっていく。
ちょっと期待はずれだったのが、宇宙生物がどんどん襲ってきて、
『スターシップトゥルーパーズ』並の戦いをひたすらくり広げるものだとばかり思っていたのに、それは上巻の前半だけ。
しかし、ストーリーなんぞより、自分のお気に入りキャラについて語りたくなるのがこの『ワイルド・カード』。
今回の筆頭はマーク・メドウズ。
イカしたヒッピー親父にして、かなりいい奴。
その能力は薬によって五人の“友だち”を呼ぶというもの。ムーンチャイルド、愛してるぜ!
キッド・ダイナソアもかなりイイ。
エースの追っかけをしているエースのくそガキ。恐竜に変身できる。
クリサリスもかなりお気に入り。
やっぱ、情報屋ってキャラは好きだなぁ。
こういう作品はたいてい悪者側が好きになるんだけど、イマイチ敵キャラに魅力を感じない。
カフカがちょっといいかな。
さらにいつもなら脇役に目をつけるんだけど、
『ワイルド・カード』に限っては俗っぽいといわれようと、メインキャラの一人、無敵の勇者タートルが一番。
しかも今回は彼の哀しい恋物語が泣かせる。
フォーチュネイトは主人公っぽすぎて嫌い。
ペレグリン邪魔。
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