宇宙生命襲来 下 (創元SF文庫 マ 2-4 ワイルド・カード 2)

著者 :
制作 : ジョージ R.R.マーティン 
  • 東京創元社
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本棚登録 : 46
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488703042

感想・レビュー・書評

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  • 1巻がワイルド・カードの歴史と世界の説明だったのに対して、2巻からは主人公たちが活躍する物語となっていく。

    ちょっと期待はずれだったのが、宇宙生物がどんどん襲ってきて、
    『スターシップトゥルーパーズ』並の戦いをひたすらくり広げるものだとばかり思っていたのに、それは上巻の前半だけ。

    しかし、ストーリーなんぞより、自分のお気に入りキャラについて語りたくなるのがこの『ワイルド・カード』。

    今回の筆頭はマーク・メドウズ。
    イカしたヒッピー親父にして、かなりいい奴。
    その能力は薬によって五人の“友だち”を呼ぶというもの。ムーンチャイルド、愛してるぜ!

    キッド・ダイナソアもかなりイイ。
    エースの追っかけをしているエースのくそガキ。恐竜に変身できる。

    クリサリスもかなりお気に入り。
    やっぱ、情報屋ってキャラは好きだなぁ。

    こういう作品はたいてい悪者側が好きになるんだけど、イマイチ敵キャラに魅力を感じない。
    カフカがちょっといいかな。

    さらにいつもなら脇役に目をつけるんだけど、
    『ワイルド・カード』に限っては俗っぽいといわれようと、メインキャラの一人、無敵の勇者タートルが一番。
    しかも今回は彼の哀しい恋物語が泣かせる。

    フォーチュネイトは主人公っぽすぎて嫌い。
    ペレグリン邪魔。

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