- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488739034
作品紹介・あらすじ
創元SF短編賞正賞・優秀賞(佳作)受賞者が勢揃い。〈宇宙編〉では高山羽根子(第一回佳作)、酉島伝法(第二回正賞)、理山貞二(第三回正賞)、オキシタケヒコ(第三回優秀賞)、宮西建礼(第四回正賞)、宮澤伊織(第六回正賞)の六名が競演。遙か彼方の惑星で繁栄する摩訶不思議な生態系、航行中の宇宙船で起こる連続殺人、奇妙な異星人たちとの行商遠征――“東京創元社生まれ”の気鋭・新鋭作家たちが贈るアンソロジー。
感想・レビュー・書評
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2019年10月創元SF文庫。創元SF短編賞受賞作家達の書下ろし。東京創元社文庫創刊60周年記念の2冊同時刊行の内の宇宙SFアンソロジー編。オキシタケヒコ:平林君と魚の商、宮西建礼:もしも僕らが生まれていたら、酉島伝法:黙唱、宮澤伊織:ときときチャンネル#231【宇宙飲んでみた】、高山羽根子:蜂蜜いりのハーブ茶、里山良二:ディセロスの6つの短編。宮西さんの「もしも僕らが生まれていたら」が、現実世界に近いお話で、夢と救いがあって楽しめました。ちいさなあとがきというタイトルの作家さん達のあとがきが面白かったです。
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アンソロジー。1本目のオキシタケヒコ作「平林君と魚の裔」は面白く読めたが、ブリンと量子空間のパクリっぽい感じ。他の作品は読めたものではない、日本SFの未来は暗いかな。
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『平林君と魚の裔』『蜂蜜いりのハーブ茶』が良かった
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オキシタケヒコ、宮澤伊織が好み
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創元SF短編賞正賞・優秀賞(佳作)受賞者が勢揃い。〈宇宙編〉では高山羽根子(第一回佳作)、酉島伝法(第二回正賞)、理山貞二(第三回正賞)、オキシタケヒコ(第三回優秀賞)、宮西建礼(第四回正賞)、宮澤伊織(第六回正賞)の六名が競演。遙か彼方の惑星で繁栄する摩訶不思議な生態系、航行中の宇宙船で起こる連続殺人、奇妙な異星人たちとの行商遠征――“東京創元社生まれ"の気鋭・新鋭作家たちが贈るアンソロジー。
東京創元社文庫創刊60周年記念刊行の6人の作家による短編集。『われはロボット』アシモフ/著に続いてのSF。この本は宇宙にまつわる短編集なのですが、入門には厳しい作品もありました。6編の中で『もしもぼくらが生まれていれば』宮西健礼氏が一番良かったかな。『蜂蜜いりのハーブ茶』高山羽根子氏は20Pぐらいの短い話なのに世界観が凄くいい。高山作品は以前に『居た場所』を読了済。酉島伝法氏の『黙唱』。頭の中でイメージするのは難しいけど惹かれるものがあり、他の作品を読みたいリストに加えました。 -
欠損と拡充、
リンクする力? 絶妙にズレているのが、また面白い。
ひらめき。
宇宙冒険譚からSFファンタジーから宇宙船密室モノまで、なかなか読み応えのあるアンソロジーでした。
平均すると☆3…だけど気に入ったのはとことん気に入ってる。
濁流のような情報の中に閃く、深化して進化したアイデアこそがSFの真髄なんだろなぁ。