巨神計画〈下〉 (創元SF文庫)

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制作 : 加藤 直之  渡邊 利道  佐田 千織 
  • 東京創元社 (2017年5月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488767020

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巨神計画〈下〉 (創元SF文庫)の感想・レビュー・書評

  • 正直言ってしまうと期待していた程ではなかった。というか、SFとして読むとそのあたりの「謎解き」が続編に持ち越されて終わるので消化不良を起こす。どちらかと言えば、古代巨大ロボットの発掘と起動を巡るサスペンスに近いかもしれない。

    話の進み方にしてもSF的なギミックや設定の妙がドラマを生むのではなく、転機をもたらすのは不安定なる人間の感情であったり欺瞞であったり、不確実な要素で物語が転がされるので単調ではある。そのうちいくらかは登場人物の思惑が裏にあったりもするわけだが、それだけで御しきれているわけでもなく、うーん、というところ。

    元も子もない言い方をすれば、続編を読むまで評価は下しにくい。ただ、上巻のオープニングの流れは非常にドキドキしたし、読ませる作品であることは疑いない。

  • 「事実は小説よりわ奇なり、されどCGの敵でわ無い

  • アメリカはサウスダコタ州の田舎町で、11歳の誕生日に少女ローズが偶然発見した巨大な金属の手。
    17年後、物理学者となった彼女は、その手がおよそ6000年前のものであることを知り、ほどなくして、トルコで同様の金属の前腕が発見されたことから、それらが巨大な人型ロボットの一部であり、他のパーツも各地にバラバラになって埋まっているのではと推測するのです。
    こうして未曾有の規模のパーツ回収プロジェクトが動き出します。
    さらには、パーツ発見が進むうちに、内部に乗り込んで操縦できるタイプのロボットと判明して…

    魅力的なストーリーに加え、ユニークで印象深いのが、本書の語り口。
    ほぼ全編が、プロジェクトの推進者(本名すら明かされず謎に包まれた)による、各登場人物へのインタビュー記録や、「私的記録」と銘打たれた登場人物のモノローグが、テンポよく切り替わりながら物語が進んでいきます。

    上下巻それぞれのラストには、あっと驚く出来事が待ち受けており、「早く続きを!えっ、下巻はこんなとこで終わり!?」と思ったら、解説によると何と本書は三部作の第一部なんだそうです。

    いやいや、なかなか罪なことをしますね、東京創元社さん。
    罪滅ぼしに、早く続編も翻訳して、ちゃちゃっと刊行してください。

  • 作者は日本のロボアニメや特撮(アメリカで報告受けて変身すると日本の商店街で戦っている版)を観て育ったんだろうなーと思いつつ楽しく一気読み。
    展開の速さが好きだな。

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巨神計画〈下〉 (創元SF文庫)の作品紹介

体高六〇メートルを超す人型巨大ロボットのパーツ回収プロジェクトは、様々な困難に遭いつつも極秘裏に進んでゆく。だが計画が進むにつれ、疑問はむしろ増える一方だ――どうやって操縦するのか? そもそも何者が、何のためにこのロボットを地球に残したのか? 人類にこれを利用する能力は、資格はあるのか? ロボットが秘める力の全貌は? やがて計画を察知した各国間の緊張が高まるなか、プロジェクトは急展開を迎える……。

巨神計画〈下〉 (創元SF文庫)はこんな本です

巨神計画〈下〉 (創元SF文庫)のKindle版

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