すぐわかる代数

著者 : 石村園子

• 東京図書 (1999年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

20世紀の世界構造は二つの大戦を通じて、資本主義と共産主義への集権化、極大化、規格化の道をたどってきた。しかし20世紀最後の10年、これらの構造は崩壊し世界は分権化、極小化、多様化という21世紀への道を模索しつつケイオスと化した。日本がこのケイオスから抜け出し再び活力ある国となるためには「読解力と表現力」「論理的思考力」「英語によるコミュニケーション力」が必要と言われている。これらは21世紀へのパスポート。代数は論理的思考訓練に最適!さあ、あなたも代数を学んで一日も早く21世紀へのパスポートをゲットしよう。

感想・レビュー・書評

[hogefugaさんの感想 · 2012年10月26日]

最初はえらい簡単。
最後は少し骨のある定理が出てくる。（とはいっても群論の基礎の基礎であるが、、、）
準同型定理を導くという思想のもとに流れが整えられてるのは非常によい。数学の本はともすれば、定義->定理->命題の繰り返しになりかねないので、ある目標があれば突き進んでいける。
例題、演習は簡単なので、自習用として覚えてしまうのがよさそうだ。
個人的な意見ではあるが、穴埋め方式というのはどうもやりにくい。

[tohoho238さんの感想 · 2012年1月13日]

さすがに、これは古本屋で買いました。

わかりやすいと言っても。さすがにこれでは・・・


正価では買えません。

[こりんさんの感想 · 2009年9月27日]

もはや数学が趣味になりつつある。最近の必携品。