「フレームリーディング」でつくる国語の授業

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  • 東洋館出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784491029597

作品紹介・あらすじ

「何を」「どのように」発問すれば、子どもが考え始めるの?感想文・批評文を書く力を育てるには?要約をする力・要旨をまとめる力は、どうすれば身につく?高学年の教材文は、いつも授業時間が足りなくなる…。発問を中心に、12の授業の進め方を解説!「丸ごと読む」授業で国語は断然、おもしろくなる!

感想・レビュー・書評

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  • [読書]4−1 「フレームリーディング」でつくる国語の授業 青木伸生(2013)

    第1章 「フレームリーディング」で国語授業を変える
     ① 国語授業で身につけたい「丸ごと読む」力
     ② 国語授業の五つの課題
     ③ フレームリーディングの実際
     ④ 発達段階に応じてフレームリーディングをつくる
    第2章 フレームリーティングで作る説明文の授業
     説明文の構成をとらえる授業
     事例を具体的に読み取る授業
     段落相互のつながりを読み取る授業
     くり返しに着目して筆者の主張を読み取る授業
     資料の役割から筆者の主張を読み取る授業
     主語に着目して文章構成を読む授業
    第3章 フレームリーディングでつくる文学の授業
     物語の「登場人物」を読み取る授業
     繰り返し構造から登場人物の変容を読み取る授業
     登場人物の人物像を読み取る授業
     プロローグから作品の枠組みを読み取る授業
     結末から作品の主題を読み取る授業
     題名から主題をとらえる授業


    興味のある本があったら、持っていって読んでいいよということだったので、職員室の本棚から借りてきた本。
    前から気になっていた「フレームリーディング」とは何ぞやと思って読んでみたら、すごくしっくりきにゃした。
    物語教材では、問い実践を中心にやってみているところだけど、フレームリーディングもやってみたい。問い(おたずね)を解決していくときに、教材文をミクロとマクロの視点で見ることによってなんとなくではない、そして、持続可能な授業ができるんじゃないかなぁと思って残り半年やってみます。

    前回は間に合わないからエセフレームリーディング的な発問を一つだけ挑戦した。「さけ」という言葉は何回出てくるかな?って聞いてみたら、必死になって探していて、おお、なるほどなぁって実感したので、あと半年、やってみます。
    校内での公開授業で挑戦してみようと思いにゃす。

    明日からは「泣いた赤おに」さぁさぁ、どんなフレームで見ようかなぁ。

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著者プロフィール

【監修:青木伸生】/筑波大学附属小学校教諭【青木伸生プロフィール】1965年千葉県生まれ。東京学芸大学卒業。東京都の教員を経て現在筑波大学附属小学校教諭、全国国語授業研究会会長、教育出版国語教科書編著者、日本国語教育学会常任理事。主な著書に『フレームリーディングでつくる国語の授業』(東洋館出版社)『教科書新教材15フレームリーディングでつくる国語の授業』(東洋館出版社)『道徳授業が深まる 国語教材活用の実践』(学事出版)共著『フレームリーディングで文学の授業づくり』(明治図書)『フレームリーディングで説明文の授業づくり』(明治図書) 他がある。

「2022年 『ことわざかるた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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