Chatter(チャッター): 「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法
- 東洋経済新報社 (2022年11月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492047200
感想・レビュー・書評
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人の気分はなにをしたかではなく、何を考えたかにより決まる。仕事でも、辛いと思えば辛い。楽しいと思えば楽しい。気の持ちよう
遺伝子は鍵盤。すべての鍵盤を叩き、いい音色で引けるよういろんな経験をしよう。
辛い事、10年後どう思っているか考える
自分の名前を呼んでみる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心はすぐに暴走する。睡眠時の途中の目覚めの際は、とどまることを知らない。そんな自分に、いや、あなたには、効果のある本で、自分を第三者としてみる、といった視点を持たせてくれる。実行しよう。
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頭の中で繰り広げられる独り言、とりわけネガティブなものに対してどうやって対処すべきかを著した良書。
どのポイントも根拠が明確で分かりやすい。すでに経験的に知っているものもあれば、ハッとさせられるものもあり、子どもにもぜひ伝えたい。ただ基本的には英語圏での話なので、日本語や日本文化ではどうか?と気になることも少しあった。
人生を生きる上でこういうライフハックは学校では教わらない。でもこれを体系的に知ってるか知らないかでは、きっと生きやすさがちょっとずつ変わってくるのではないかと思う。
対処法だけ知りたければ最後の章だけ読むのでもOKだが、その真の意味を理解するという意味でもやはり丸々一冊読んで納得感が得られる一冊。 -
内容は結構面白い。提案されている解決方法は、実験に基づく客観的なものだし、簡単に実践できるものも多く、実際的。最初の解決法など、すぐに実行して効果を感じた。
ただ、翻訳がこなれておらず、大変読みづらい。特に第三章あたりまでは、内容的にもややくどさを感じ、読むのに骨が折れた。 -
心の中で一人ごとを言うデメリットを知った。
また、一人ごとを言わないためのメソッドを紹介していてとても参考になった
また読み返したい -
チャッター(我々の頭に蠢く内なる声独り言)が思考に悪い影響を及ぼす。最近の悩みにジャストミートしているところに、DAIGOさんのおすすめ紹介を拝見し、購入。
本書のtipsは即効性があり、万人に有効と思う。
・1人称を使わずに思考する
・自然に触れる(バーチャルでもいい)
・10年後の自分視点で考える
・第三者(他人)視点で考える
・経験を一般化する
・儀式(ルーティーン)を利用する
チャッターに悩んだ際は本書の最後のツールを重点的にに読み返すべき。 -
特に読んで良かったとは思わない。語りは冗長で、なんだかドラマティックで、チャッターという名付けは本当に必要なのかと思うほどマスコット的にされている。
4章まで進んで、具体的なことはひとつ、5章まで進んで具体的なことは2つ。グズグズと色んな人のドラマティックな体験が語られる。
巻末に26の方法が羅列されているので、そこを読むだけで良いと思う。
この本は「なるほど、本というのはドラマに引き込むための道具だな」と思わせる様な本だった。
面白くはなかった。
追記 まあだから上手くドラマにのってしまえばプラセボ的に救われるのだろう。本当は私はシングルタスク的な意味での頭の中のひとりごと問題をどうにかしたかったのであまり関係なかった。 -
『私たちの脳は、困難にぶつかったときにズームインするだけでなく、ズームアウトするようにも進化した』
→ ネガティブな感情が発生すると、脳はズームインするようになり、ますますネガティブな感情で満たす。そうなると、建設的な対処ができなくなる。大切なことはズームアウトすること。
⇒ 失恋した時とかやっちゃいけないミスしたときとか
『「距離を置いた自己対話」の恩恵』
→ 距離を置くための方法として、自分の名前を読んで自分と対話することが有効。または、10年後の自分から見た時にどう思うかを考える時間軸をズラす方法。
⇒ 試合前とか商談前、何か問題起こしたらこれをやる
『儀式もまた、チャッターを鎮めるツール』
→ 儀式はチャッターを鎮める効果がある。それは、チャッターから注意を逸らすから。コントロールできる行為をするから。プラセボとしても働くから。
⇒ ストレッチでもしようかな -
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