平成26年改正対応 図解 新会社法のしくみ 第3版

著者 : 浜辺陽一郎

• 東洋経済新報社 (2015年4月3日発売)

作品紹介・あらすじ

2015年5月1日から施行される平成26年改正会社法に対応し、好評の定番入門書を全面改訂。
新設される監査等委員会、社外取締役制度の改正からキャッシュ・アウト、ライツ・イシューまでカバー。
ビジネスパーソンの常識ともいえる会社法の基本事項を、企業法務の最前線で活躍する著者がコンパクトにやさしく解説する。

感想・レビュー・書評

[tattyammさんの感想 · 2021年8月29日]

図の因果関係が読み取れないことが多かった、この分野をよく知っているなら分かるのだと思う

[ちゃいなおやじさんの感想 · 2015年6月27日]

★2015年6月27日読了「新会社法のしくみ」浜辺洋一郎著　東洋経済新報社
新しく施行された会社法の簡単サマリー本である。
まずはこの程度で始めないと、とても読み進められない専門書に手を出しても理解出来るものではない？（笑）

この東洋経済新報社の図解シリーズは、図解も丁寧で非常に分かりやすく作っていると思う。

株式会社とは、から始まって、定款、有限責任、無限責任、大会社、中小会社、今はやりの委員会設置会社とは、執行役員制度、取締役の義務、利益相反取引、会計参与、持分会社などなど

執行役員制が、会社法では全く触れていないことにはいままで気がついていませんでした。会社機関ではないのですねえ。。。

分かっていたつもりでも、いざ読んでみるとそーだったのかの発見が多くあって、読んでよかったと思いました。新会社法の概略を知るには良書だと思いました。

著者プロフィール

浜辺　陽一郎（ハマベ ヨウイチロウ）
弁護士、青山学院大学法学部教授
1984年司法試験合格、翌年慶應義塾大学法学部卒業。1987年弁護士登録(第二東京弁護士会所属)、1995年米国ニューヨーク州弁護士登録。都内の渉外法律事務所等を経て、弁護士法人早稲田大学リーガル・クリニックにおいて企業法務を中心とした弁護士業務に携わる。日本経営倫理学会、日本ガバナンス研究学会、日米法学会等の役員・委員等も務める。主な著書に『経営力アップのための企業法務入門』『令和元年改正対応 図解 新会社法のしくみ(第4版) 』『執行役員制度（第五版）』『スピード解説 民法改正がわかる本』『弁護士が多いと何がよいのか』(以上、東洋経済新報社)、『現代国際ビジネス法（第2版）』(日本加除出版)、『図解でわかる新民法[債権法]』(清文社)、『会社法はこれでいいのか』(平凡社新書)、『コンプライアンスの考え方』(中公新書)、『「知らない」では済まされない！ コンプライアンスの実践知識』(PHPビジネス新書)などがある。

「2023年 『図解　コンプライアンス経営（第５版）』 で使われていた紹介文から引用しています。」