コロナ後に生き残る会社 食える仕事 稼げる働き方

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492261163

感想・レビュー・書評

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  • コロナで企業の経営は悪化し、生き残りのために成果主義が進む。

    コロナが収まっても、また他の感染症が流行り同様のビジネス危機に陥ることに備え、企業は余分な人・設備を持たないようになる。

    コロナをきっかけにデジタル化、AI化が進み、それらの技術によって代替される仕事が出てくる。同時にそれらの技術に代替されない能力を持っている人が重宝される。

    会社に依存せず、プロとして働ける人材になることがますます重要になっていく。大企業も外部の優秀な人材獲得を重視するようになってきた。若くても優秀ならば高額な報酬を支払うようになってきた。

    自分にしかできないものを磨き、自分の土俵を作ろう。

  • 色々と考えさせられる内容が沢山ありました。変化せざるをえない状況の中、自分で考えて行動に移すを実践していきたいと思った。目新しいことはあまりないように思ったが、一気に書いたと書かれていたように今考えていることを書いた感じがあって、ちょうど考えていたことにスッと入った。

  • 理想論かもしれないが、みんなが思っていて言い出せなかったこと。
    無駄な残業、意味のない会議、出張、通勤地獄、会社都合の転勤。会社に出なくてもよくなったコロナ時代だからこその、働かせ方の見直し。

    個人が自主性を持って働くことはこれまでも叫ばれてきたが、都合よく、起業家精神をもたせて労務管理をしない企業の詭弁ろとして使われれる恐れがあった。

    自分らしい働き方がしたい。幸せになりるう生き方がしたい。
    そういう声が増え、古い体質の会社にNOと言い続ければ、会社は変わるだろうか。

  • 移動蒸発、需要蒸発、雇用蒸発という負の連鎖。

    日本企業が陥っている悪弊である、集団主義、悪平等主義、横並び主義、総合無責任体質。。。

    全員前に進まなくても、私は前に進む。

  • テクノロジーによる代替可能性<個人には依存しない、分野による>とAIではできない付加価値<個人に依存する>でみる。個人の市場価値、結果志向、代替不可能性、自律、アンコントローラブルにこだわらずコントローラブルなことのみを対象にすること。専門性に市場性があるか。職を居心地ではなく機会で選ぶ。10年単位で普遍性のある専門性をつくる、世界的なお手本、市場。自分の可能性を信じられるもの。信用とEQ。
    リモートワーク。経験豊富、優れた技術。直近のパフォーマンスがよい。在宅勤務をサポートしてくれる人がいるチームの一員である。上司から承認。誰が誰の面倒を見るのかを明確にする。五感で感じるリアリズムは重要。自己管理。何をしていたかを記録。報連相。自己研鑽。

  • さすが遠藤さん。前向きです。
    いろんなレスを提案されてましたが、中小建設業には導入が難しい。意識改革も難しい。やるべき事はごもっともとは思いましたが、難しい。
    やれる事からやるしかないと改めて実感しました。

  • 先月出版されたばかりの本

    気になって買ってみたけど、かなり面白かった。

    コロナは人々の健康を脅かす脅威でもあるのは当然だけど、いままでの無駄から、脱するチャンスでもあるということ。そしてそのチャンスは私たちの意識が必要であること。

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著者プロフィール

遠藤 功(エンドウ イサオ)
株式会社シナ・コーポレーション代表取締役
早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機、複数の外資系戦略コンサルティング会社を経て、現職。2006年から2016年まで早稲田大学ビジネススクール教授を務めた。2020年6月末にローランド・ベルガー会長を退任。同年7月より「無所属」の独立コンサルタントとして活動している。多くの企業で社外取締役、経営顧問を務め、次世代リーダー育成の企業研修にも携わっている。
株式会社良品計画社外取締役。SOMPOホールディングス株式会社社外取締役。株式会社ネクステージ社外取締役。株式会社ドリーム・アーツ社外取締役。株式会社マザーハウス社外取締役。
15万部を超えるロングセラーである『現場力を鍛える』『見える化』(いずれも東洋経済新報社)をはじめ、『現場論』『生きている会社 死んでいる会社』(いずれも東洋経済新報社)『新幹線お掃除の天使たち』(あさ出版)『ガリガリ君の秘密』(日経ビジネス人文庫)など、ベストセラー書籍多数。

「2022年 『「カルチャー」を経営のど真ん中に据える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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