幸福の研究―ハーバード元学長が教える幸福な社会

  • 東洋経済新報社
3.27
  • (1)
  • (4)
  • (9)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 152
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492443835

作品紹介・あらすじ

結婚の幸福感は2、3年しか続かない?給料が増えても幸せになれない?幸福度を重視すると政策も変わる?子育てしても幸福感は高まらない?格差の拡大は幸福感に影響しない?若者を幸せにする教育とはどんなもの?失業や病気は人をどれくらい不幸にする?幸せになれないのは、政府・官僚のせい?経済学、政治学、心理学、哲学など多様な観点から幸福研究の新しい知見を示し、具体的に政策提言する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • はじめに書いてある「幸せの国 ブータン」の話からすぐに惹き込まれました。
    結婚、仕事、名誉、出産、お金....何が人の幸福度を左右するかが分かります。
    将来の子供に読ませたい本でした。

  • ハーバードの教授による幸福についての研究について記した本。
    <メモ>
    ・高所得がもたらす特別の所有物に人は慣れてしまう。結局ぜいたく品は必需品に変わって願望が大きくなり、依然よりも生活に満足できなくなる。
    ・六つの要因によって人々の幸福の違いの大半が説明できる。結婚、社会的関係、仕事、健康状態の認識、宗教、そして政治行政の質。
    ・親密な婚姻関係が逆境に対するバッファーとして機能し、病気に対する免疫システムがよく働く助けをしている。
    ・ボランティア活動や慈善行為が幸せに大きく寄与する。

  • 途中までは幸福研究の結果と考察が示され、とてもおもしろかった。途中からはアメリカにおける固有の問題が中心となって、やや興味から外れる内容となった。とはいえ、日本においても当てはまる話ではあった。

  • 三葛館一般 304||BO

    国民の幸福度でブータンが注目されたことを知っている人も多いのではないでしょうか。本書では、国の成長は国民の幸福には影響しないとし、幸福について様々な角度から研究しています。ハーバード大学で20年間も学長を務めた著者が、国民の幸福度を上げるための政策を提案します。今の日本のヒントになることもたくさんあるのではないでしょうか。
                                  (うめ)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=63031

  • 幸福であるってどんなこと?
    そんな疑問にこたえようと、
    心理学や哲学からアプローチしています

    適度の運動により幸福感もたかまる、
    という指摘は
    そうだな!と思えました

    日本の幸福を感じている人の割合が低いのは
    やっぱり、と思うとともに
    最近、ますます不幸せな方向へむかっているな
    と思いました

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。
    通常の配架場所は、3階開架 請求記号:361//B63

  • 政策提言本?内容が福祉経済に偏ってる。データに基づいた値化された幸福については殆ど記述がなくて、残念。

  • 立ち読み:2011/9/30

全9件中 1 - 9件を表示

デレック・ボックの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×