反経営学の経営

  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492521625

作品紹介・あらすじ

二〇世紀、企業の勝敗を分けたのはカネという資本とその集積だった。そして米国を中心に経営や統治の仕組みがつくり上げられてきた。しかし二一世紀はこの延長線上にはないだろう。カギを握るのは人的、知的資本であり、それは同時に企業で働く"ヒト"であり、ヒトの生み出す"知"である。知をもとにおき、モノやサービスを創り出す喜び、働く幸せを軸とする仕組みを企業経営の中に織り込むことである。この論は、日本固有の精神文化・風土の中で培われてきたものではあるが、日本の企業を越えて広くグローバルにも新しい経営モデルとして議論の対象になり得るものである。日本人の仕事観を問うカネよりヒトの経営論。

感想・レビュー・書評

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  • AIDEESマーケティング理論を提唱されている片平氏のグループによる日本的経営美学を再構築しようという本です。ロマンチストの自分としてはこういうのが大好きです。

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著者プロフィール

元・花王会長
1957 年東京理科大学理学部卒業。花王入社。米国スタンフォード大学留学後、大阪大学にて理学博士取得。研究所長、取締役、社長、会長を歴任。
現在は常盤塾、楕円塾、ものづくりの心塾などで学ぶ。
主な著書に『知と経営』(ダイヤモンド社) 、『モノづくりのこころ』(日経BP 社)など多数。

「2017年 『楕円思考で考える 経営の哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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