プロヴォカティブ・シンキング ―面白がる思考

著者 :
  • 東洋経済新報社
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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492532812

感想・レビュー・書評

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  • 自分の悪いクセとして、まず否定から入ってしまう傾向があります。

    良くないとは思いつつも、下手に知識を持っている場合、
    「これはこういう制限があるから厳しい」とか
    「こういう理由で難しい」とかってついつい思ってしまうもの。
    そうではなくて、著者はまず「面白い」「できる」と思って、
    物事を進めましょうと本の中で説いています。

    その具体的な事例と
    何でも「面白い」と思えるためにどうすればよいのか?が
    簡潔にまとまっています。
    ハードカバーの固い本ですが、
    中身は読みやすいので、おススメです。

  • 人間の感情ってなんて複雑なのだろうと思った。思考プロセスを訓練することは結構難しい気もするが、なかなかに面白い見方だと思う。日々の生活の中にこの考え方を取り入れていきたい。

  • 常識を疑え系な話とポジティブシンキングは色んな人が換骨奪胎して書いている。

    だから一冊読めばよしとするか、何冊も読んで自分に合う書きかたの本を見つけるか。

    実践してなんぼの本は、読むことそのものに正否はない気が。

  • 「おもしろがる」というより、本書の中のワードで言うと
    「境界条件」をとっぱらって考えよう。という意味で捉えました。
    もっとライトな感じに「おもしろがる」スタンスを、提示するのかな?と思ったけども、
    結構スタンダードに、よく言われるようなことが示されて、
    読むこと自体になかなか「おもしろがる」ことが出来なかったなぁ、と正直思いました。

  • ないようとして、メッセージは明確なので、繰り返しの記載もあり、無理にページを増やした様子が伺える。

  • できるから始めて、人が気づかない視点でものを見ること。
    簡単そうで、難しい。

  • 会社にいる人材を4つに分類して、プロヴォカティブシンキングとは何かを分かりやすく解説。これからは新しい発想や面白がる力が必要。日本の優秀な社員は堅実君になりやすいことには納得。既成概念や思い込みを捨てて、面白がる君を目指したい!

    ・思いつき君
    社内でもアイデアマンと評判
    いきなり具体案を出す

    ・堅実君
    「彼に任せておけば安心」と思われている
    自分が何を期待されているか確認する
    期待レベルをコントロールする
    スケジュール管理にまわる

    ・ヒトマネ君
    手っ取り早くユニークなものを探し出す
    他人のアイデアが好き

    ・面白がる君
    プロヴォカティブ・シンキングで考える
    会社の期待の上を行こうとする
    組織に増えると日本が変わる

  • 2013/01/09
    マッキンゼーの人らしからぬ内容の薄さやったので前半でやめてしまいました。

  • この先を考える上で参考になりました。

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著者プロフィール

山梨 広一(ヤマナシ ヒロカズ)
1954年東京生まれ。東京大学経済学部卒業。スタンフォード大学経営大学院(経営学修士)修了。富士写真フイルムを経て、90年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。95年からパートナー、2003年からシニアパートナー。小売業、消費財メーカーおよびその他業界の企業の戦略構築や組織変革、マーケティング、オペレーション改革など、マッキンゼー日本支社において最も豊富なコンサルティング経験を有する。2010年から2014年まで、東京大学工学部大学院TMI(技術経営戦略学専攻)で「企業戦略論」の講座を指導。2014年、マッキンゼー退社後、イオン株式会社執行役を経て顧問。2016年から株式会社LIXILグループ取締役、東京都顧問、マッキンゼーシニアアドバイザー。著書に『プロヴォカティブ・シンキング 面白がる思考』、『シンプルな戦略 戦い方のレベルを上げる実践アプローチ』(以上、東洋経済新報社)、『マッキンゼーで25年にわたって膨大な仕事をしてわかった いい努力』(ダイヤモンド社)、『3原則 働き方を自分らしくデザインする』(SBクリエイティブ)などがある。

「2017年 『必ずできる。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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