ロジカル・ライティング (BEST SOLUTION)

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492555545

感想・レビュー・書評

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  • クリティカルシンキングをベースに、書き方についてを説明している。
    具体的な事例を使いながらの説明でとてもわかりやすく実践的。
    当たり前だがクリシンに基づいて構造化して考えられていないと
    分かりやすくは書けないということを改めて実感。
    前書きや用語の使い方など、書き方ならではの注意もあって改めてなるほどと思うことは多かった。
    読んだだけでは意味がなく、繰り返し意識しながらやっていくことで身につける技術なので手元に置いて折々読み返す必要がありそうだ。

  • なぜ、何のためになどを意識して文章を書けるようになった。

  • ●メッセージの組み立て
    ●メッセージの表現
    が2本柱。
    ●メッセージの組み立て
    ・設定を確認する。
    相手から期待する反応を引き出すこと=相手のテーマに答えること。
    「何に付いて」「何のために」「誰が」「誰に」
    漠然としたテーマなら、いくつかの問いに分割することができる。
    コラム:空、雨、傘(事実、課題、アクション)

    ・論理的に本論を組み立てる
    論理的=情報をグループ分けし、次いでそのエッセンスをクリアにすること。
    ぐるーぷわけの方法=MECE
    ①要素分解、②ステップわけ、③対概念で分ける
    グループの数は3つにし、見出しをつけること。
    次いで、Sowhat、Whysoの繰り出し。
    例:根拠1、2、3よって結論(並列型)
    例:事実→判断基準→判断内容よって結論(解説型)
    この際、「さまざまな」とか、そういうあいまい語でぼやかさないようにする。

    ●メッセージの表現
    ・記号や項目見出しを活用して、見やすくする。
    ・具体的に。変化、アクション、条件、判断基準に触れるなら、それらを具体的に表現しておく。

  • 「ロジカル・シンキング」に続けて読みました。
    シンキングの復習、定着のためにはすごく良かったと思います。

    ロジカル・シンキングのエッセンスが繰り返し出てきます。
    結局のところは、What So,Why Soと、
    MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)ができるか。
    それを紙に表現する際の留意点が少し追加されているという感じ。

    ほんとうにロジカル・シンキングができれば、
    ロジカル・ライティングもできるということでしょう。
    まずはロジカル・シンキングのフレームワークを
    使いこなして、たくさん練習することかな。頑張ろう。

  • 書くという行為は、話すという行為より、内容を伝えるという観点において誤魔化しが効かない。
    実際に、聞いててなんとなく上手だなあと思った内容を、文章に起こしてみると何だかよくわからないといった事がよくある。
    だからこそ、書くことをもっと訓練して技術を向上させる必要があるのだが、これまでは我流に留まり、お陰であまり目立った向上がないのが自分の現状であった。

    この本はビジネスにおいて、適切な伝え方を真剣に学びたい人にはもってこいの本だと思う。
    会社に置いて、いつでも見れるようにしようと思う。

  •  人に勧められて読んでみた。
     論理的に文書を作成するのための手法を分かりやすく述べているが、肝になるのは第1章「組み立ての準備」であり、ここで紹介されている考え方は文章だけでなく、口頭でのコミュニケーションにも通じる。

  • 再読終了。

  • 「論理展開がおかしい!」「もっと具体的な記載を!」って、上司から注文付けられることが多いですよね。
    でもどうやってプレゼン資料は文章を記載すればわからない方、本書をお読みください。

    ビジネスでの基本的な文書構造を「書ける」ようになります。
    「シンキング」から「ライティング」へもうワンステップ、レベルアップしましょう!

  • FeBeで、オーディオブックで購入した。

  • 何度も読み返すべし。

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著者プロフィール

照屋 華子(テルヤ ハナコ)
コミュニケーション・スペシャリスト
コミュニケーション・スペシャリスト。企業におけるロジカル・コミュニケーション定着のためのサポート提供とともに、論理思考やロジカル・コミュニケーションに関する研修を多数企画・実施している。ビジネス・ブレークスルー大学大学院教授(経営学研究科経営管理専攻経営管理コースで卒業研究担当)、首都大学東京大学院非常勤講師(経営学研究科経営学専攻経営学プログラムでロジカル・ライティング担当)。東京大学文学部社会学科卒業後、株式会社伊勢丹(当時)広報担当を経て、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。同社でコンサルティングレポート等の論理構成・日本語表現にアドバイスをするエディティング、コンサルタントや顧客企業対象の論理構成に関するトレーニングに携わった後、独立、現在に至る。著書の『ロジカル・シンキング』(共著)と『ロジカル・ライティング』(ともに東洋経済新報社)はロングセラーとなっている

「2018年 『ロジカル・シンキング練習帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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