「1秒!」で財務諸表を読む方法〔経済ニュース編〕: 仕事に使える「数字力」が身につく本
- 東洋経済新報社 (2014年1月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492602201
作品紹介・あらすじ
基礎的な会計知識を用いることで、経済や経営のニュースを読み解くための新たな視点を提示。小宮式・頑張らない「会社の数字」の勉強法
「会社の数字」の見方・読み方を知ることは、経済や経営のニュースや投資情報の分析にとって、大きな武器となる。シリーズ累計25万部を超えた『「1秒!」で財務諸表を読む方法』シリーズ第4弾。経済現象や企業の経営分析を事例に取り上げながら、仕事に役立ち経済ニュースにも強くなれる会計読み物。「なぜ電力会社は原発を動かし続けたいのか?」「シャープの命運は銀行に握られている」「金融緩和が銀行の経営を弱体化させる理由」etc ――「会計ルール」や「会社の数字」を理解するとともに、経済・経営の本質を読み解くための視点・知識が身につく1冊。
【目次】
第1章 財務3表の構成と読み方を知る
第2章 なぜ、家電メーカーは苦境に陥ってしまったのか?
第3章 アベノミクスや東京五輪は日本の救世主となれるか?
第4章 絶好調企業の決算分析から見えてくるもの
第5章 景気回復の波に乗れなかった企業の決算を分析する
第6章 「会社の数字」の視点から経済ニュースを読み解く
感想・レビュー・書評
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「会社の数字」の基本を知れば、経済ニュースや経営問題の全体像が見えてくる!この1冊で同時にわかる財務諸表の見方&経済ニュースの読み解き方。
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1秒シリーズの経済ニュース編。
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●過去の著作と同じ内容が多くあったが、損益分岐点の見方など新しい発見もあった。
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図書館
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14/7
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「日経新聞の数字が分かる本」、「日経新聞最大活用術」を経由して、日経新聞を読み始め、2ヶ月が経とうとしている。
おさらいもかねて、実際の経済ニュースの分析を行っている本書を読むことに。
個々の論点に関して、賛成・反対はもちろんある。それでも、全ての分析に「一理あるな」と感じさせられるのはさすが。
それにもまして、手元の情報を使ってああでもない、こうでもないと様々な分析を試みる姿勢は、襟を正される思い。
仮説をたてて、検証する。
新聞を読むという行為に限らず、常に心がけておく必要がある大事な姿勢。
これまで読んできた著書に重なる情報が含まれていたので、☆は3つだが、初めて読むという方にとっては、もっと☆が増えても良いと思う。 -
合成の誤謬
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タイトルの「1秒」というのは誇張しすぎだが、会計素人ビジネスマンが財務諸表からその企業の問題点、将来展望を読み解ける力をつけるには最適な本。
シャープや東京電力、ヤフーなど、有名企業の財務諸表からその企業のカラクリを暴くところはちょっとした探偵気分だ。
驚いたのはヤフーの売上高営業利益率が54%ということ。IT企業は投資が少ないってことはわかっていたけど、売上の半分が利益とは。ヤフーショッピングストアを無料にしたって経営にはどうってことないはずだ。 -
利益余剰金に反応してしまった…