金融市場の勝者: 銀行・ファンド・企業、複線化する金融

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492653920

作品紹介・あらすじ

前著『銀行の戦略転換』では、新しい銀行のビジネスモデルとして「日本版市場型間接金融」とも呼べる形態が出現しつつあると指摘した。換言すれば、それは銀行機能の解体である。解体され、解放された機能の一部はクレジット市場を生み、今日、ファンド、企業、海外投資家など多様な参加者によって担われ、彼らと銀行が激しく競合している。こうしたなかで、市場の変化の方向と新たな収益戦略を探るのが、本書の狙いである。

感想・レビュー・書評

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  • 金融マーケットに関する知識をつけないとと思って、大学4年の頃、ひたすら読んだ。なんとなーく表面的な知識はついた気がする。

  • 金融用語を使いすぎで、専門的な金融知識が必要であった。
    内容はわかりやすいが、もう少しわかりやすい用語を使ったほうが良いかと思う。
    内容は、80年代から現在までの銀行業務の変化を記載されており、今後の銀行が向かうべき方向が述べられている。

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著者プロフィール

1958年生まれ。1982年3月東京大学経済学部を卒業、日本興業銀行(現み
ずほ銀行)に入行。1986年オックスフォード大学開発経済学修士課程を修了。
みずほ証券市場調査本部統括部長、グローバル・リサーチ本部金融市場調査部長などを経て、2019年みずほ総合研究所副理事長。2020年岡三証券グローバル・リサーチ・センター理事長に就任。
『銀行の戦略転換』東洋経済新報社(共著)、『これだけは知っておきたい国際金融』金融財政事情研究会、『2020年消える金融』日本経済新聞出版社(共著)、『シナリオ分析異次元緩和脱出―出口戦略のシミュレーション』日本経済新聞出版社(編著)、『地銀 構造不況からの脱出―「脱銀行」への道筋』きんざい など著書多数。

「2022年 『個人金融資産2000兆円 山は動くか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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