- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492761984
作品紹介・あらすじ
電子化は何をどう変えるのか?海外の先進事例、技術動向、市場予測、映像・音楽との比較、関連業界への影響までNRI気鋭メンバーが大胆に読み解く未来図。
感想・レビュー・書評
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今現在の電子書籍市場の分析を
野村総研が豊富なデータを元に行った書籍。
「2015年の電子書籍」と銘打ってはいるものの、
あくまで現状分析と海外との比較で
2015年はこうなる的な予想・分析はほぼ皆無。
ただ、電子書籍について書かれた本にありがちな、
感情論による楽観論・悲観論、理想論ではなく、
日本と海外の比較、他のコンテンツ産業との比較を
比較的客観的な視点で行っているので
現状把握という目的を絞って読むのなら最適かも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「2015年の電子書籍 現状と未来を読む」野村総合研究所
昨年騒がれた「電子書籍」に関する情報を通り一辺倒のマーケティング的な整理学でまとめられた本。
という意味では、手っ取り早く電書どぉ~よ?という人には、去年騒いだ魅力的な新市場にまつわる情報はこれを読めばある程度基本的な部分は知ることが出来る。
が、もはや関係者は誰もここで描かれているような新市場が出来上がるとは思っていないだろうし、そうなるにはまだまだ時間がかかるはず。
なぜ、米国のように早く立ち上がらないのか、どこに問題があるのか?新市場を立ち上げるにはそうすべきなのか?といった視点は一切ないので、そういうことを期待する人には全く意味のない本です。
NRIブランドで手に取ってしまうと期待外れで顎が外れてしまいます。 -
説得力がある。
書籍にとどまらず新聞や雑誌、また教育への影響から日米比較までうまくまとまっていて読みやすかった。 -
2012.7.30
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資料集、データとしてよくまとまってるイメージ。関連業界への影響として、製紙メーカーの話のときに、重量ベースでいかほどってちゃんと書いてたあたりも好印象。2011年4月時点での現状報告として。この先どうなるかは、自分のアタマで考えなきゃだな。
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電子書籍についての詳解本。
電子書籍端末そのものの情報、電子書籍に関わる各業界や企業、書籍・雑誌・新聞・音楽などのジャンル、さらに海外事情まで幅広く、かつ細かく網羅されている。
電子書籍について知るには最適の本。
これまでの「書籍(=テキスト・パッケージ・コンテンツ)」の枠には入らない、メルマガやブログなどの電子テキストの形態についても触れていたら、もっと良かった。 -
仕事の資料として購入。「電子書籍本」は2010~2011年(3月まで)のトレンドだったのだなぁ。
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8割がハードウェアの話
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さすが研究所。データがいっぱい。学術書としてご立派。お拍手。
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公私教育のテキスト・コンテンツに支払われる規模は3000億~4000億
大学の公私図書館の図書館費が約974億。公共図書館の図書館費1207億。合計すると5000億超これの1%がシステム投資として考え、シェアを10%とすると5億。んんん~~~ん。。。。。