さんまいのおふだ (松谷みよ子むかしむかし)

著者 :
  • 童心社
3.60
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本棚登録 : 194
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494002962

感想・レビュー・書評

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  • 10月中旬 5歳
    昔話
    知っている子が多い。
    文体が完全に昔話調なので、そのリズムを崩さないように読む。
    意外と真剣に聞いている

  • 実は今日初めて2年生に読み聞かせした。
    山姥が追いかけてくるところを、大きい声で自分史上最高に怖めに話したら、
    みんなちょっと笑いながらも結構怖がってくれて…
    はぁ~楽しかったな。

  • 読む方も手に汗握る松谷みよ子の傑作!
    読み聞かせ:4才から
    読み聞かせ向き度:★★★
    昔話の見方が180度変わった本です。説教くさかったり妙に残酷だったり、なんか古臭い文章でピンと来なかったりという、これまでの昔話しや民話の概念が覆れました。昔話たちよ、ごめんなさい。
    この絵本の何が凄いって、ただ読むだけで自然とリズムやテンポが小気味よく感じられます。その素晴らしさ読んでない方にはぜひおすすめしたい。、
    そして、せまってくるやまんばがリアルに感じられて話してるこちらもドキドキしちゃう。その一方でおしょうさんののんびり感のコントラスト。
    やまんばの恐ろしさと、こぞうのてへペロな可愛らしさのコントラスト。見事すぎます。
    絵の方は、タッチが可愛いらしく柔らかさを感じます。紫の美しさが印象的な絵柄でした。

  • どうしても、新しい絵本の読み聞かせが多くなってしまう。
    意識的に昔話も読むようにしている。
    3枚のお札
    すごく楽しめた。
    昔話も良いな

  • 2023-01 2年生

  • 2022.3 中学年 動画

  • 8分。くりを取りに行く三枚のお札。言葉の並びがおもしろくテンポよく読める

  • やまんばから3のお札を使って逃げるはなし。追い付かれないかハラハラドキドキ。最後にやまんばは、納豆になって和尚さんに食べられちゃう。

  • 26年度(1-2)

  • 有名な、小僧がやまんばに食べられそうになり、さんまいのおふだで何とか逃げ出す話。

    昔話独特の書き方が面白い。
    また、小僧ややまんばの台詞が臨場感があって良い。

    以上の2点から読み聞かせに良さそう。

    「くった くった」「ほうちょうをといでいた」など、振りのしやすい部分もたくさんあるので素話もいいかも!

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著者プロフィール

1926年、東京生まれ。1944年頃より童話を書きはじめ、1956年、信州へ民話の探訪に入り、『龍の子太郎』(講談社)に結実、国際アンデルセン賞優良賞を受ける。以来、民話に魅せられ創作と共に生涯の仕事となる。日本民話の会の設立にかかわり、松谷みよ子民話研究室を主宰。著書に『女川・雄勝の民話』(国土社)『日本の昔話』『日本の伝説』『昔話一二ヶ月』『民話の世界』(共に講談社)『現代民俗考』8巻(立風書房)など。

「1993年 『狐をめぐる世間話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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