銀ギツネの ドミノ (シートン動物記)

  • 童心社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494009930

感想・レビュー・書評

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  • シートン作品強化中だったので、読んだ。

    毛皮として価値が高い銀ギツネは、とても賢く勇敢だった。

    銀……黒が光って銀に見える、ということなんだね。
    スノーラフの危機に駆けつけるドミノに、涙が出そうになった。
    最後にすくいを感じた。
    キツネ狩りって何なの!、何がスポーツマンだっていうの!、というのは感化されすぎだろうか。

  • シートン動物記にはまりまくっている。今回も息をのんでページをめくった。キツネの習性と知恵を、本当に見事なまでに描き出していて、シートンの動物愛が伝わるというか心に染みこむ。キツネは夫婦で長く寄り添う動物だそう。「子どもとはいずれはなればなれになる。それが親子の定め。けれど夫婦は死ぬまで一緒。」スノーラフとそのお腹の子どもたちを守るために機転を働かせ、走りぬいたドミノの賢さと勇気。はぁ~(満足)。

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著者プロフィール

1860年イギリス生まれ。アメリカの博物学者。詳細な自然観察をもとに、『私が知っている野生動物』をはじめ、数多くの動物物語の傑作を書く。1866年6歳の時に父親の事業の失敗で家族とともにカナダへ移住、奥地の森林地帯で開拓生活を送り、野生の動植物に深い関心を抱く。インディアンの生活と文化に学んでウッドクラフト運動を始め、アメリカ・ボーイスカウト連盟の初代チーフ・スカウトを務めるなど、生涯、野外活動の実践的な指導者、普及者であった。またトロント、ロンドン、パリで絵を学び、画家として活躍。1946年アメリカ西部のニューメキシコ州サンタフェで86歳の生涯を閉じる。

「2023年 『二人の小さな野蛮人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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