そうべえ ふしぎなりゅうぐうじょう (童心社の絵本)

  • 童心社
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本棚登録 : 203
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494012435

作品紹介・あらすじ

「そうべえ」シリーズ最新刊。田島征彦×桂米朝「じごくのそうべえ」以来、33年ぶりコラボレーション。

感想・レビュー・書評

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  • 今度は海の中。ふか=サメに喰われろ、と突き落とされて。逃れて竜宮城へ。って、なんか別の昔話的な感じやな。しかも浦島太郎も出てきたで。なんやいろいろ混ざってるやんか。最後は落語的な落としやな。

  • >海になげこまれ、ふか(サメ)から逃れて、そうべえたちがたどりついたのは、海の底の竜宮城。
    飲めやうたえや、ごちそうでもてなしてくれた乙姫さまは、実はふかの化け者だった!
    そうべえたちの運命やいかに!?

    そうべえシリーズは落語を下敷きにしたものと田島征彦さんのオリジナルがあるのかな?と思いました。
    本書は「桂米朝・上方落語・兵庫船・小倉船より」と書かれています。

    乙姫さまが実は化け物だったというのは、少し山姥の話にも似ていると思いました。
    ふか(サメ)もそうですが、喝を入れられた浦島太郎の絵が迫力満点!
    気持ちのよい終わり方なのもよかったです。

  • 龍宮城に行ったら怪物がいてそれは何かなと思った。

  • 1日一話の絵本で浦島太郎をよんだながれで
    こちらも読みました
    ふかが最初何かわからなかったのですが
    サメだったんですね

    じごくのそうべえ以来2冊めです

  • そうべえ版 「浦島たろう」?!

  • 『じごくのそうべえ』の姉妹版というかシリーズものというか。
    今回は、上方落語の「兵庫船」と「小倉船」がベースになっています。
    かるわざしのそうべえ、はぬきしのしかい、いしゃのちくあん、やまぶしのふっかいが竜宮城でドタバタする物語……ですが、あまり職業ならではの能力は発揮していません。単なるお騒がせ四人衆、程度の感じです。
    海の上を走る船旅はワクワクします。その上、見知らぬ人とのお喋り、遊び、そこから出てくる荒唐無稽な展開。ワクワクしませんか?
    こちらの絵本ではそういう船上の展開は小さくまとめられていて、ちょっと残念。竜宮城と浦島太郎が物語の中心になってきます。
    絵のほうは色とりどりで華やかで、目まぐるしく情景が変わります。海の中なので構図も大胆。人物は、朴訥でありながらも柔らかい感じで、この方ならではのタッチですね。

  • 今日はね、きっとこれを選ぶだろうなってわかってた。
    方言の本って好きだよね。
    今夜も楽しかった。ありがとう。

  • 2012.7.4 6-3
    2012.7.11 5-1

  • ユニークなお話と大胆な挿し絵を描かれる田島さん。
    この絵本に、可愛いイラストと一緒にサインを頂いたので嬉しいです。
    会話のやり取りや、最後の展開がとても面白くてお気に入り。
    浦島太郎さんと乙姫さまの知られざる未来を見てしまいました。

  • 桂米朝・上方落語・兵庫船・小倉船より
    ちくあん先生が挿し絵に出てくるだけで大ウケの娘。(笑)
    冒頭の部分が落語~って感じなので一般人が読んでるだけだと娘にはこの面白さのニュアンスがちょっと伝わりませんでした(;´д`)読んでる方はとても面白かったのですが。。。

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著者プロフィール

1940年大阪府堺市に生まれる。高知県で少年時代を過ごす。絵本に『祗園祭』(第6回世界絵本原画展金牌受賞)『じごくのそうべえ』(第1回絵本にっぽん賞受賞)『あつおのぼうけん』『ななしのごんべさん』(いずれも吉村敬子・共作)『とんとみーときじむなー』『てっぽうをもったキジムナー』『やんばるの少年』(いずれも童心社)『てんにのぼったなまず』(第11回世界絵本原画展金牌受賞)『のら犬ボン』『ふしぎなともだち』(第20回日本絵本賞大賞受賞/いずれもくもん出版)、35年間の画業をまとめた、自伝的画集『憤染記(ふんせんき)』(染織と生活社)などがある。

「2022年 『なきむし せいとく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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