丘のうえの いっぽんの木に (絵本・こどものひろば)

著者 :
  • 童心社
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本棚登録 : 78
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494015672

作品紹介・あらすじ

丘の上に、いっぽんのエノキの木が立っていました。春、落ち葉の下で目を覚ましたオオムラサキの幼虫は、エノキの幹をのぼりはじめました。葉っぱを食べて大きくなって、やがてオオムラサキの成虫になるのです。エノキには、ほかにもフクロウやタマムシ、カエルや小鳥など、四季を通して様々な生き物が集まってきます。1本の木を舞台に、人と共に生きる豊かな自然環境「里山」で育まれる生き物たちの姿を“切り紙”で描きます。

感想・レビュー・書評

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  • 2019 切り絵による絵本

    白と黒の世界は美しい
    丘の上のエノキに集まる虫たちの1年
    オオムラサキの幼虫がエノキに登り、葉を食べて、サナギになり、蝶になる
    夏にはまたメスがエノキにたまごをうみつける
    そして産むと死んでしまう

    幼虫に時にはカメムシのごはんにされちゃうし、鳥も恐怖

    タマムシ
    他の雑木林のクヌギには
    他の虫たち


    巻末にはエノキとオオムラサキの1年が写真で紹介してされている
    5分30秒

  • 今森光彦さんによる繊細な切り絵の絵本。色づかいが素敵。

  • これが切り絵?
    すごい!
    黒白の2色、話はエノキとオオムラサキの1年。

  • 2019.11.12


  • 丘の上に1本の大きなエノキの木が立っていました。根元の落ち葉の下からオオムラサキの幼虫が顔を出し、エノキに上りはじめました。いいにおいのするエノキは虫たちをよびよせているようです。
    白と黒のコントラストが美しい絵本です。オオムラサキの一生と悠然と立つエノキの四季を丁寧に描いています。

  • 切り絵の良さがモノトーンで映える!!

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著者プロフィール

1954年滋賀県生まれ。写真家。
大学卒業後独学で写真技術を学び1980年よりフリーランスとなる。
以後、琵琶湖をとりまくすべての自然と人との関わりをテーマに撮影する。
一方、熱帯雨林から砂漠まで、広く世界の辺境地の訪問を重ね、取材をつづけている。
また、ハサミで自然の造形を鮮やかに切り取るペーパーカットアーティストとしても知られる。
自然と人との共存を里山というキーワードで表現し続けている。

「2022年 『Mitsuhiko Imamori Monthly Calendar 2023 今森光彦 オーレリアンの庭 里山に暮らす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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