最新版 ビジュアル図解 食品工場のしくみ (DOBOOKS)

著者 : 河岸宏和

• 同文舘出版 (2019年8月9日発売)

作品紹介・あらすじ

食品をめぐる問題が様々な形で話題になっている昨今、興味の高まる食品工場の品質管理や安全管理から、衛生管理、原材料管理、流通、商品開発などまで、わかりやすく解説する。

感想・レビュー・書評

[NAMIさんの感想 · 2021年10月22日]

1.食品工場ってどんな感じなのだろうか？と思い、気軽な気持ちですが、読んでみようと思いました。

2.食品工場は常に人の命を左右する職場です。近年はこれまでは表に出なかったクレームが表ざたになり、緊張感が増している世間となりました。食品工場で働いている人たちも日々の対策を怠らないよう、努力しております。
本書では、工場内ではどのような実態なのか？どのように品質管理がされているのかといった、工場の実態を分かりやすく書いています。

3.食品工場について何も知らない方は必読書だと思いました。また、変に、食品工場が危険だとあおってくる人も必読です。食費対しての関心が高まる中、あの食品のこの栄養素が良いとか、この食べ物にはこんな歴史があるなどといった良い情報に踊らされるだけで、どうやって作られているのか？
私たちが普段食べているものの成り立ちをしっかり理解する必要があります。本書では、具体的には書かれていませんが、食品工場がどのように努力しているのかが書かれています。

個人的には、ＡＩによる自動化が進まない理由も明確にわかったため、「なぜもっと貼ってしないのだろうか？」という視点を持って読むことも大事だと思いました。

[apapattiさんの感想 · 2022年12月30日]

・ハムは1800cmで充填してカットする　端っこもったいないから
・納豆は豆一粒一粒をチェックする
・金属探知よりX線チェック
・生産部門はqcdms(クオリティ、コスト、デリバリー、モラル、セーフティ)
・生産管理
・品質管理

[女子栄養大学短期大学部・香川調理製菓専門学校 図書館さんの感想 · 2022年12月16日]

┈ ┈ ┈ - - - -　企画展示　- - - - ┈ ┈ ┈
　　　　　　　シゴトイッポ
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食品工場で働くうえで必要になる、安心・安全に関わる知識を図や表を用いて分かりやすく具体的に説明する。
工場全体の動きや役割、業務内容を把握することで、日々の作業工程の意義をより深く理解するための助けとなる本。

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貸出期間　3週間

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[midoridensyaさんの感想 · 2021年1月26日]

食品工場はとにかく安全第一だということが強調されていた。 害虫や小動物の侵入を防ぐ措置から工場内での繁殖を防ぐ措置、化学薬品や異物混入を防ぐ措置、従業員の衛生状態を保つ教育と仕組み、衛生意識の徹底が食品工場にとって非常に大切であるということがよくわかった。

著者プロフィール

食品安全教育研究所代表
1958年北海道生まれ。帯広畜産大学を卒業後、農場から食卓までの品質管理を実践中。これまでに経験した品質管理業務は、養鶏場、食肉処理場、ハムソーセージ工場、餃子・シュウマイ工場、コンビニエンスストア向け総菜工場、玉子加工品製造工場、配送流通センター、スーパーマーケットなど多数。著書に『「ビジュアル図解」食品工場の品質管理』（同文舘出版）、『“食の安全”はどこまで信用できるのか　現場から見た品質管理の真実』（アスキー出版）など。

「2019年 『最新版　食品工場のしくみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」