「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい! (DO BOOKS)
- 同文館出版 (2009年3月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784495583019
作品紹介・あらすじ
驚異の"固定客化ノウハウ"を惜しみなく大公開!売り方さえ変えれば、あなたの会社は儲かりはじめる!正しい売り方をすれば、あなたの店には行列ができる。
感想・レビュー・書評
-
経営のノウハウが詰まっている。
確かにこんなお店があれば流行るだろうなと思いました。
まず固定客化、、、
1回きりのお客様の利用回数を2回に変えるだけで売り上げは上がり始める。
店の売り上げの75%は上位30%のお客様で構成されている。
新規客を大切にしていた私にとってはハッとさせられました。
勿論、新規客も大事ですが、それ以上に常連さんの大切さに気付かされました。
それを踏まえての
新規客の集客→常連客に育てる
そうしてお店は流行っていくのでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ほとんどのお店は、一回きりのお客様が70%を超えている。来店しないのは、忘れているから。
固定客になりやすいお客様を集める。
3ヶ月であと2回来店させる仕掛け=ダイレクトメール。
3日後=サンキューメール=店のこだわりやうんちく、熱い思いを伝える。
3週間後=ライクメール=お客様の声、数を多くする。賞の受賞=モンドセレクション金賞、自分で作る(北米ハンバーガー鑑定協会)など。
3か月後=ラブメール。30%引き金券。当選したことにする。それまでに来店した人には送らない。厚紙にして有効期限をつける。
通販を利用する人と利用しない人。
外食をする人としない人。
ターゲットを絞って広告する。店を一回でも利用した人は、0回の人に比べると5倍以上商売がしやすい。
顧客情報の集め方=最低限、いつ、いくら、誕生日、は必要。
利用回数が多い人をさらに多くする、ほうが楽。
店の売上の75%は、上位30%のお客様で構成されている。
新規客の獲得=あなたの店を選ばなければならない理由をわからせる。商品力ではなく期待が必要。価格には訴えない。
売り込む商品や売りたい相手を絞る。
初期のユニクロは、フリース一本だった。
人を売る=アナログブログ=黒板に書いて店の外に出す。
配布メニューをつくる。ひとつ250円くらいかける。
すべてを盛り込む。表紙は神を開かせるもの。
こだわり、うんちく、熱い想い、を書いたサンキューメールを挟み込む=配布メニューに命を吹き込む。
配布メニューはポスティングで。またはハンティング。
常連さんに渡す。誰々さんに渡してほしいと頼む。お金がかかっていることを伝える。でないと捨てられる。
割り引きクーポンをつけるなら、まず常連さんに渡す。ただし、期限を短くする。
オールカラーで24P、一部250円で1万部。250万円。 -
素晴らしかった。非常に論理的に、わかりやすく書かれている。読後、素直に実行したいと思える方法ばかりだった。
しかも小手先のテクニックではなく、最終章で自分の考えと完全に一致をみた。そのベースの上にある販促術なので、本質を外していない。
コロンブスの卵で、いままでどうしてこれをやってこなかったのか?と反省することしきりだった。
著者は昭和46年生まれ。俺と同期だ。いつの間にこんな差がついちゃったんだ?(苦笑) -
★★★
今月7冊目。
2009年の本だからね、環境は違うし、この手の事はもう一周回ってきてると思うが一つ面白いアイデアはあった。
かなり参考文献多いからそこからまた勉強します。
やはりベースは神田さんだな -
気になった部分/要約/転用
『「3ヶ月でそのとき1回きり」のお客様よりも、「3ヶ月でその後2回以上」利用したお客様のほうが、7倍も固定客になりやすいことがわかった』
→ そのためには、3日後に出すサンキューメール・3週間後に出すライクメール・3ヶ月後に出すラブメールで思い出してもらう必要がある。
⇒ 客のアドレスを取る方法を考えないといけない。少人数高単価のお店の方が合ってると思う
『「お客様の声」は「質」よりも「数」が大切』
→ 内容は適当にかけるが、数はどうにもならない。そこが信頼される
⇒ 口コミ書いてもらう施策が必要
『顧客情報とは、最低限「どこの」「だれが」「いつ」「いくら」が必要』
→ 利用頻度の高い人と落とすお金が高い人が狙い目
⇒ 顧客情報落とすのは、やっぱり少数高単価のお店の方がいい -
コンシューマー向けのビジネスをしている人に向けた、マーケティングのノウハウ集。愚直に本書に提案されている方法に取り組むことで、集客は増えていくと思う。客の立場で、同様の案内をされたら、立ち寄ったお店であればまた行きたくなると思えた。
なぜ、この本を購入したのか覚えていないが、いつか役に立つ時がくるかもしれない。なか? -
個人事業主としてto C向けにビジネスをしている。そんな人は本書を実践すると良い。顧客ベースの維持・拡大につながるだろう。
3日後に届ける「サンキューメール」…口コミしてもらえるようにウンチクを語る。
3週間後に届ける「ライクメール」…選んでもらうためにコダワリを語る。
3ヶ月後に届ける「ラブメール」…割引や当選などでリピートしなかった人を釣る。
新規集客の画期的ツール「配布」メニュー…上記3つのメールの内容をA3の1枚にまとめたもの。
つまるところのステップメールである。その送る理由や書くべき内容などが丁寧に述べてある。
一番大事なのは一度来たお客様は忘れてしまうということである。自分自身に問えばわかることだが自分が行った店は意外に忘れているものである。何らかのきっかけで思い出してもらう。そのための工夫が必要となる。
ステップメールはそのためのものである。そういえばあったな。なになにそんなウンチクが。おぉ、コダワリがあったのか。などなど興味を引くのである。
自分の虎の子の商品やサービス。これを確実に届けるためのコツがこの本には書いてある。 -
今やらなければいけないことが明確になってよかった。
-
リピートを考えることになる