007(ダブルオーセブン)に学ぶ仕事術: ジェームズ・ボンド流出世・上司・部下対策に悩む組織人のために

著者 : 尾藤克之

• 同友館 (2017年9月5日発売)

作品紹介・あらすじ

007の主人公である、ジェームズ・ボンドは強く、スマートで、かっこいいイメージがあるかもしれません。ボンドには人生の様々な難局を乗り越えた不屈の知恵や精神があります。ボンドの精神力、人間力、人生力を多くのビジネスパーソンが所属している会社での「よくある出来事」に照らし合わせながら、紐解いていきます。

感想・レビュー・書評

[kunoichiさんの感想 · 2017年9月5日]

「００７に学ぶ仕事術」といっても、
もちろんスパイや秘密工作技術の本ではありません。

ビジネス社会ではよくありがちなトラブル、
困難な事象、理不尽なこと…
それらにどう対応すればよいかのヒントが
たくさん散りばめられています。

ジェームス・ボンドの孫を主人公に
繰り広げられるドラマ。
テンポのよい展開で、主人公がどうなっていくのか、
ぐいぐいと引き込まれていきます。

著者は００７シリーズを全編見ていて、
００７はどの映画のどんなシーンで
どんな問題に直面し、解決していったのかも
忠実かつしっかりと書かれています。
００７シリーズファンも必見です。

加えて、著者自身の経験から得られた教訓についても書かれており、
今、ビジネス社会にいる人にも、
今後、就職する人にも、
おススメしたい一冊です。

著者プロフィール

コラムニスト、明治大学サービス創新研究所研究員。
東京都出身。代議士秘書、大手コンサルティングファームにて、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事、IT系上場企業などの役員を経て現職。
現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/橋本龍太郎元首相夫人)を運営している。NHK、民放のTV出演、協力多数。
また、コラムニストとして、朝日新聞「telling,」「オトナンサー」「アゴラ」「J-cast」で執筆中。著書は『あなたの文章が劇的に変わる5つの方法』(三笠書房)、『頭がいい人の読書術』(すばる舎)など10冊以上。

「2021年 『100万PV連発のコラムニスト直伝「バズる文章」のつくり方』 で使われていた紹介文から引用しています。」