東京右往左往

  • 大日本絵画
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784499229203

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  • 緻密でコダワリのあるイラストが持ち味のモリナガ・ヨウが、東京都のマイナーかつディープなを街歩きした記録。
    原本は、旅行雑誌「じゃらん」に1996年から1999年にかけて連載していた記事だが、書籍化されたのは2006年。
    連載当時は、デジカメも携帯電話も普及してないから、取材はアナログで行き当たりばったりな内容がまたいい感じ。そこには四半世紀前の東京がありありと描かれている。
    ほぼほぼリアルタイムで過ごした身としては懐かしさいっぱい。

  • 千葉埼玉東京の県境の土手をひたすら歩く、隅田川べりのテラスをひたすら下流に向かって歩く、日比谷から銀座まで地下道を抜けて歩くなど、普通の人ならまずやらないしガイドブックにも載りそうにない東京巡り。半分くらいド直球にいかなきゃよかったーとかいまいちだったーとか書かれてるのも面白い。90年代末の記事が元ネタなのでちょいちょいその時代らしい古さを匂わせる面もある。

  • 20 世紀末の連載の集成だが、ニッチを探検していて楽しい。
    絵も文字も細かく書き込まれているので、大型本が欲しくなる。

  • 内容はいい。
    面白いし、味わい深い。
    が、少し高い。
    品質的にはそのぐらいの対価なのだろうけど。

  • 一風変わった東京散策。
    散歩の様子は、細かく描き込まれた散策人自身のモリナガ ヨウ氏がイラストで紹介しています。

    東京に住む散歩好きな方は、眺めるだけで歩きに行きたくなるのでは?

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著者プロフィール

モリナガ・ヨウ
1966年生まれ。世界最古にして、現在も発刊している日本美術雑誌『國華』編集部が併設されている家に14歳まで住んでおり、さまざまな美術作品を自然に目にしていた。早稲田大学教育学部地理歴史専修、漫画研究会に在籍した。ルポイラストを得意とする。迫力ある構図で精緻に描くイラストの世界を描き、子どもたちへのやさしさとユーモアに満ちた画風で、幅広い読者の人気を得ている。
主な絵本作品に『築地市場: 絵でみる魚市場の一日』(小峰書店・産経児童出版文化賞受賞)『図解絵本東京スカイツリー』『図解絵本工事現場』(ポプラ社)『ぐる~りすいぞくかん』『はしれ!こうそくどうろ』(ほるぷ出版)『新幹線と車両基地』『消防車とハイパーレスキュー』『ジェット機と空港・管制塔』(あかね書房)他、多数がある。

「2022年 『らんらんランドセル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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