取締役物語

著者 :
  • 中央経済社
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本棚登録 : 32
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784502057304

感想・レビュー・書評

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  • 取締役って結局何をしているのかイメージがつきませんでしたが、小説で説明されてあったので、イメージしやすかったです。
    筆者のように物事を簡単に楽しく伝えられる人間になりたいなと思いました。

  • 実世界では取締役は会社の舵取り、というイメージがあるものの、取締役は会社=株主から委任された経営のプロ、委託された以上は責任がある、という基本については忘れられがちに見える。
    実際に取締役をしている人は、わかっているのかもしれませんが。

  • 4〜5

  • コンプライアンスの第一人者である中島先生の小説仕立てでの「取締役のあり方」入門編です。大変、わかりやすく、法律の話も、すっと染み込むように工夫されていて、新任役員さんにオススメの本です。

  • ・取締役も訴訟に備えた保険がある。
    ・委任の本旨とは、最善思考義務というところか。
    ・取締役の責任は身内に相続される。
    ・取締役会の機能:決定機能と監督機能。
    ・会計監査人がうっかり代表のいいなりにならないよう、会計監査人設置会社には必ず監査役が置かれる。
    ・取締役が6人以上、社外取締役が1名以上いる場合、特別取締役を3人選定し、その特別取締役によって、本来は取締役会で決議すべき事項のうち、重要財産の処分、譲り受け、と多額の借入が決議できるようになる。
    ・経営判断原則:調査、会議、合理性。監査役を活用し、記録を保存すること。
    ・悪質な引き抜きには、不正競争防止法の営業秘密漏えい禁止を警告してけん制できる。

  • 物語形式で読みやすい。
    最後はのれんや減損会計についても軽くふれているところも良いな〜

  • ついつい法務部門の人が読みそうな本だけど、
    基本的には役員に就任する方、したばかりの方に参考になる本です。
    過去の事例(判例)がふんだんに出てくるので、とても説得力のある内容になっています。

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著者プロフィール

1953年、大阪市に生まれる。山陽学園大学教授。著書は『日本の産業構造と地域経済』(共著、大明堂 1997年)、『綿工業地域の形成』(大明堂 2001年)、『日本経済地理読本(第7版)』(共著、東洋経済新報社 2004年)。

「2007年 『日本のイノベーション 岡山のパイオニア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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