高齢社員の人事管理

著者 : 今野浩一郎

• 中央経済社 (2014年8月26日発売)

感想・レビュー・書評

[クレクレダンスさんの感想 · 2022年6月6日]

高齢社員や企業の現状を踏まえたうえで、あるべき姿と現状制約のバランスが意識された考え方がわかりやすく提示されている。“プラットフォーム能力”や“2段階定年制”に同意。

[tomotomo555さんの感想 · 2021年5月7日]

2014年の本ではあるが、そんなに古く感じなかった。高齢社員の活用、人事、賃金制度、心構えの変革の必要性など語られていて、非常に勉強になった。
キャリアは自分で考え、構築するものであるが、日本企業に於いてはどうしても会社任せになってしまっている。しかし、働かざるを得ない期間が延びる現実が、皆に迫っており、会社のみならず、働く側の意識の改善も相当必要になると思う。そんな現実をひしひし感じられる本であった。

著者プロフィール

学習院大学名誉教授
1946年東京に生まれる。73年東京工業大学大学院理工学研究科（経営工学専攻）修士課程修了。神奈川大学工学部助手、東京学芸大学教育学部助教授を経て、92年学習院大学経済学部教授、2017年退任

「2022年 『マネジメント・テキスト　人事管理入門（新装版）』 で使われていた紹介文から引用しています。」