ビジネス・アカウンティング 新版: 財務諸表との格闘のすすめ
- 中央経済グループパブリッシング (2008年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784502283802
感想・レビュー・書評
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blogにて書評/Reviewを公開しています。
http://wisdomofcrowdsjp.wordpress.com/2010/03/11/r009/詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
実践的な内容で、財務諸表を読むおもしろさを感じることができました。
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かなりわかりやすい。加えて実践向き。
仕事で出納業務を行い、簿記の勉強はしたが、会計上の数字がどのような意味をもち、経営に活かせるのかわからなかった。
ただ財務諸表のまとめ方を知っているだけでなく、作った財務諸表を活用出来るようになりたい。
そんな思いに応えてくれそうな良書だと思う。引き続き頭を使いながら読み進めるとしよう。 -
会計は、ビジネスにおける、英語、ITに並ぶグローバル言語の1つである。
経理マンでなくとも、会計の知識はいまや必須である。
本書は会計学の専門書ではなく、複雑な会計理論や指標の説明はない。
経営を写す”鏡”としての会計を、実務においてどう活用するかにポイントを絞っている。
著者は、会計の専門家になるのでないなら、ひたすら財務諸表と”格闘”することを勧める。
各章でケースを与えられ、実際に”格闘”し、それに対する解説を読むという形式で進んでいく。
財務諸表の奥には、経営戦略、組織体制の問題点、従業員や顧客の声までもが潜んでいる。上手に扱えば役立つが、使い方を誤ると、数字が独り歩きし、経営判断を誤らせかねない。
会計に詳しくなく、実務で活用したいと思っている方は勿論、会計に詳しく財務諸表も分析できるが、どうも成果に反映されない、という方にもオススメ。 -
研修の課題図書として購入。
財務諸表からずばり会社を当てるケーススタディは非常に面白かった。
会計リテラシーを身につけたい。 -
KBS 会計管理 教科書
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●100713
「実践」の重要性を謳い、「理論」を軽んじる人がいる。
「理論」に浸って、「実践」に至らない人がいる。
(もちろんどちらも至っていない僕のような人が大半だと思うけど)
本書の山根氏は、本を書くくらいだからもちろん理論家なんだけど、「理論」と「実践」との組み合わせ方がうまい。
こういう本を書く人が、色々な分野で出てくると、学ぶことも楽しくなってくるんだろうと思う。