本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784524211173
作品紹介・あらすじ
現在実習に供される解剖体はあらかじめ防腐液を注入してあるので柔軟性を失っており、日常の診療の対象とする生きた人体とは隔りを感じることがある。そこで、生きた人体に関する解剖学の重要性が強調されることになる。これにはX線解剖学、画像解析、キネジオロジー(運動学)など多様な分野が分まれるが、日常診療の視察と触診、それにありきたりの道具で行えるテストなどで人体の観察を行うことが、体表解剖学(surface anatomy)といってよさそうである。本書の体表解剖学では、体表そのものの観察、体の形をつくりまた体表に起伏をつくる筋と骨格、筋と関筋の運動、そして深部の構造物の体表への投影などが取り扱われている。