「設計力」こそが品質を決める: デンソ-品質を支えるもう一つの力

著者 : 寺倉修

• 日刊工業新聞社 (2009年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ぼうやさんの感想 · 2019年10月27日]

PDCAサイクルについての説明
一般的なモノづくりのプロセスについて語っているが当たり前のフローで特にノウハウ的な新しい発見はない。

[hima2b4さんの感想 · 2014年10月26日]

とても新鮮ということはなかったが、振り返りとしてよかったと思う。

最終章である第7章は、実際のご経験がベースなので、生っぽく、かつ同様の悩みを抱えていることもあって、ワクワクした。

加えて、
デンソーさんの120%品質にはおそれいった。結局、何をするかも大事であるが、どこまでやるかはもっと大事なのかもしれない。

製品品質で右往左往している状況から脱し、商品品質に踏み込みたい！

[takekawakazuyaさんの感想 · 2013年5月14日]

すべての内容の根底がデンソーの組織にあり、デンソー社員以外にはあまり役に立たないと感じる。もし社員だとしたら、設計者なら「分かってるけど難しい」、それ以外の社員なら「設計の手順が分かって為になる」という感じ。デンソーの設計現場の入門書。

[kaizenさんの感想 · 2012年1月1日]

カーエアコンの雄だったデンソー、エンジン制御をはじめ、電子製品についても急速に伸びてきた。
その電装をささえてきた力の一端を伺いしることができる。
品質を決めるのが設計であることを。

[ykondo813さんの感想 · 2011年2月19日]

設計に関わる人向けです。
著者が設計をやっていた頃の、設計の流れが実例を交えて書いてあります。
ただ会社によって体制は違うのかも。