空とぶじゅうたん

著者 :
  • 日本ヴォーグ社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (67ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784529026192

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  • 「消えたシャフメーラン」山の怪物シャフメーランに纏わるクルド人の話。宗教的戒律による絶対的父権制度で、女性は父親が決めた相手と結婚をしなければならない。そこで駆落ちしたり殺されたりした人をシャフメーランに食べられた事にして片付ける大人の事情。

  • 絵本というか、すばらしい挿絵のある言い伝え…と行った感じか。全体に漂う雰囲気が、魔法がかっていて、なんだかいい。

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著者プロフィール

新藤悦子 1961年愛知県豊橋市生まれ。津田塾大学国際関係学科卒業。トルコなど中近東に関する著作に、『羊飼いの口笛が聴こえる』(朝日新聞社)『チャドルの下から見たホメイニの国』(新潮社)『トルコ風の旅』(東京書籍)などがある。児童書作家としても活躍、『いのちの木のあるところ』『さばくのジン』(「こどものとも」2017年3月号/以上福音館書店)『青いチューリップ』(日本児童文学者協会新人賞受賞/講談社)『アリババの猫がきいている』(ポプラ社)など多数。「たくさんのふしぎ」ではほかに、『ギョレメ村でじゅうたんを織る』(1993年9月号)がある。

「2023年 『トルコのゼーラおばあさん、メッカへ行く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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