自然は脈動する: ヴィクトル・シャウベルガーの驚くべき洞察

  • 日本教文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784531081646

作品紹介・あらすじ

自然と共生するための「新たなる発想」。自然は「渦」と「脈動の」エネルギーから生命を生み出す-水・樹木・土壌の神秘を探究し、数々の驚異的なエコ・テクノロジーを考案した「神秘のナチュラリスト」シャウベルガーの全貌を初めて紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 特に今お勧めしたい1冊です!
    ヴィクトル・シャウベルガー氏はスイスの森を守るお仕事をしていましたが、持ち前の鋭い観察力で、水の世界を発見する。鱒が何故滝を登ることができるのだろうか?温度に関係する水のパワー。ルドルフ・シュタイナーの考えにも納得され、ホメオパシー効果にも話しは進んでいきます。ナチスドイツの軍事兵器を研究させられたり、アメリカ軍に連行されたり、その希有な思考故、科学界から暗殺されそうになったり…それほど科学界からは恐れられていた。
    ナチスドイツ時代にはUFOを作って飛ばしてみたり、水の渦にパワーを漲らせる効果があることを突き止め、卵形の電力発電機、浄水器を作ったりしてる。だけど、氏は自分の研究を世の良くないことに使おうとする者ばかりで、失意のうちに亡くなってしまう。
    科学者は、氏の研究を受け入れることは到底できず、するとなると世の中の教科書を全部書き換えなければならぬ…と断ったそうです…それでも科学者だろうか?ワタシは軽蔑しました…
    ヴィクトル・シャウベルガー氏は、今の科学で物を見ててもダメだと言い、スピリチュアルな目で物を見ることが今後大きな進歩に導かれるであろうような感じのことを言っておりました!
    内容はスゴく濃いですし、氏が今もうこの世に居てくれないことを残念に思います…

  • オーストリア人科学者のヴィクトル・シャウベルガーによる、生命とエネルギー創造の秘密を紹介した研究内容。水の真理とでもいうべき点に踏み込んでいるように思います。現在まだ読み途中ですが、驚き&面白い内容です。(まっきー)

  • 『・・・現代人は、目に見えて理解の及ぶもの以外は、怪しいもの、間違ったもの、うさんくさいもの、と考える傾向がある。しかし、音や空気や水などには、人の目に見えないエネルギーが詰まっていて、その質次第で生命の質が左右されるのは事実である。私たちはもっと感じることを大事にし、それをじっくりと紐解くことに時間を割かねばならぬ。目に見えず、理解の及ばないものを排除して来た結果が、現在の地球温暖化や生態系の破壊につながっている。中世という時代は、現代に比べると野蛮な時代のように言われているが、私に言わせれば、理性と感性がバランスよく存在した大変に優れた時代だった。・・・・・』
    ほとんど大気を汚さない飛行機、自動車、家電製品や、たった3分で高度15000メートル(時速2200キロ)まで上昇する空飛ぶ円盤、経費のかからない発電の仕組みなど、数々の驚異的なエコ・テクノロジーを考案した「神秘のナチュラリスト」ヴィクトル・シャウベルガー(オーストリア)。大戦中のドイツ軍のお抱え研究者時代に発案されたそのエコ・テクノロジーの数々は、ドイツ敗戦と同時にすべてのプロトタイプが破壊され、その研究内容を記した文書も、石油などのエネルギー既得権を持っている人間たちの私利私欲により抹消されてしまい、現在に至るまで、どんな科学者も同じ成果を得ることが出来ない。もし、彼の発見と発明が残されていたら、今のような地球温暖化には至っていなかったかも知れないとさえ言われている『幻の科学者』。そのヴィクトルのエコ・テクノロジーが、大自然の中での鋭い観察から、水の温度とその形状に隠された、精巧で何一つ無駄のないエネルギー循環に基づいていることだけは明らかにされている。科学という言葉を耳にすると、ちょっと尻込みしていたけど、このヴィクトル・シャウベルガーについての本を読んだら、すっかりその世界に惚れ込んでしまった。ひとつひとつの内容が腑に落ち過ぎて、すごいの域を超えた感動の内容だ。

  • 自然の内なるエネルギー。自然と人間の共生が今後ますます求められる時代。多くのヒントを与えてくれる本。少々厚い本だけどなかなか興味深い角度から自然のことを読むことができる。

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