はじめての経済学 上

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 567
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532110147

作品紹介・あらすじ

本書は、経済学のこれだけは知っておきたいエッセンスを、雇用、地球環境問題、出店戦略などの事例を交えてやさしく記述。上巻では、ミクロ経済学、マクロ経済学、ゲーム理論など経済学の基本を解説する。経済学の考え方を現実に即して学ぶために、石油ショック、円高など現在の日本経済を方向付けた事件についても解説した。

感想・レビュー・書評

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  • わずか200ページ弱の新書の中に、「マクロ経済学」「ミクロ経済学」「経済学史」「戦後日本経済の流れ」「ゲーム理論」という5つのトピックスを織り込み、平易に面白く読ませるというのは、これだけ見ると至難の業に感じられるが、それに成功しているように思う。もちろん、このボリュームだと、それぞれについての詳しい説明は不可能なので、エッセンスしか書かれていないが、書かれている範囲で完結していて分かりやすい。
    私自身は、「経済学史」と「戦後日本経済の流れ」のパートを面白く読んだ。

  • とっつきにくい経済学。
    でもそれをきちんと説明してくれる。
    非常に面白い。

    実学とまでは行かないかもしれないが、
    生活するうえで知っておいたら絶対役立つ
    社会の要。流れる財のルール。
    どのような原理が働いているのか、
    どのような関係、機能がどこにどのようにあるのか、
    そしてそれらによって現在の社会が
    どのように動いているのか。

    この読後、ニュースを聞けば、
    寡占の動きへの危機感、
    日本という国の比較優位(いわば産業のポートフォリオ)が
    何なのか、
    そして理想状態と言われる
    「ナッシュ均衡」も興味深い。

    面白い。

  • 経済学の基礎をわかりやすく学べる。特にゲーム理論については、初見であったが、具体例も提示してくれているためとてもわかりやすかった。

  • やっと読み終わりました。
    難しかったです。

  • 今まで経済学に触れたことがなく、初めて学んでみようと思った時に手にとって欲しい本。

    内容としては、ミクロ経済学、マクロ経済学、ゲーム理論を扱っている。
    実際の社会現象に対して理論を用いて経済学的な説明をしているため、経済理論のイメージがつかみやすく、
    内容も簡単でわかりやすい。

    是非読んで欲しいおすすめの本。

  • レビューは下巻にて。

  • 【要約】


    【ノート】

  • ▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
    https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/287977

  • テレビ東京系の番組「ワールド・ビジネスサテライト」のコメンテーターを務めていた著者による、経済学の入門書です。上巻では、ミクロ経済学とマクロ経済学の基礎のほか、ゲーム理論も扱われています。

    ミクロ経済学とマクロ経済学の解説に関しては、本書で扱われるのはごく初歩的な内容に限られています。その一方で、現代の日本経済の流れを分かりやすく説明するなど、初心者にとって親しみやすいような工夫がなされているように感じました。また、ゲーム理論についても1章を割いて、そこでどのようなことが問題になっているのかを印象に残るような例を引いて説明しており、ユーザー・フレンドリーな入門書だと思います。

  • 経済の基礎的な内容が網羅されていた。個別のトピックに対する深掘りというのはほとんどなく、物足りなく感じる点もあるかもしれないが、この一冊を足がかりに興味関心を広げていけば良いと思う。特筆すべきは4章まるまるゲーム理論に割かれている点。大学講義の導入レベルの知識は得られるので一読の価値があると思う。

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著者プロフィール

東京大学経済学部卒。経済学博士。現職:東京大学名誉教授・学習院大学国際社会科学部教授。経済財政諮問会議議員、復興推進委員会委員長などを歴任。専門は国際経済学。著書に、『入門経済学』(日本評論社)、『ゼミナール国際経済入門』『ビジネス・エコノミクス』『ゼミナール現代経済入門』(すべて日本経済新聞出版社)など多数。

「2022年 『図解 はじめて学ぶ みんなのお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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