ビジュアルマーケティング・フレームワーク

著者 : 原尻淳一

• 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2016年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

市場分析から戦略立案、商品設計、販促、実行まで、マーケティングの各プロセスで用いるフレームワークをビジネス・プランニング順にギュッと1冊に凝縮しました。基本解説と事例解説の2本立て。事例ではネット活用に優れた地方の中小企業(まいあめ工房)の事業戦略をフレームワークで再現。理論と実践をシームレスに学べます。

感想・レビュー・書評

[くらかけやさんの感想 · 2020年7月6日]

マーケティングのフレームワークの辞書として役に立つ。

[TACK.Sさんの感想 · 2021年5月11日]

トピックで区切られているため、マーケティングを体系的に学ぶのには適さない。用語確認のために用いるのがいいだろう。

[kyokosue さんの感想 · 2020年11月23日]

●調査→分析→製品・価値・流通・販促→実行＋管理

上記の流れに沿って、有効なマーケティング理論のフレームワークを概略的に紹介する教科書的な本。

一周すると、とりあえずマーケティング理論の基本的な考え方と用語を一通りさらうことができる。

広告や販促活動を行う際に、「誰に何をどこでどのように」訴求すべきか、を明確にし、効果的な打ち手を実行するのは、正解がなく非常に難しい作業だが、ひとりよがりで迷走しそうになったときに、考え方のものさしとして本書のフレームワークを参照したいと思った。


※R(Research)→STP(Segmentat,Targeting, Positioning)→4P(Product, Price, Place, Promotion)→I +C(Implement+Control)

[ktazukeさんの感想 · 2018年10月13日]

マーケティングプロセスとしては古典的だが、コンパクトにまとまっていて、適用の事例としても読むことができる。流行りの理論に飛びつくのではなく、基本をしっかり押さえるのが必要と感じた。

著者プロフィール

（はらじり・じゅんいち）
マーケティング・プランナー。1972年生まれ。大手広告代理店でブランドマーケティングのプランニングを７年間行う。大手レコード会社でアーティストや映画のマーケティング・宣伝プランニングを担当。現在、株式会社ブルームコンセプト取締役。主な著書に『IDEA HACKS!』（小山龍介氏との共著）、『READING HACKS!』『PLANNING HACKS!』（以上、東洋経済新報社）など。
ブログ：http://d.hatena.ne.jp/Juichi_Harajiri/

「2011年 『アイデアを形にして伝える技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」